幼稚園の日記(ブログ)

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  2009年5月25日 月曜日

 今朝、お花屋さんから残ったお花をたくさんいただき、早速色水コーナーやたたき染めのコーナーに出してみました。赤・ピンク・黄色とたくさんの色があることに感激した子ども達は、「この花の色はどうだろう。うまくできるかな?」と会話を弾ませながら作る姿が見られました。

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又、カーネーションなどの花があり、これは色水やたたき染めのコーナーに出すだけでは、もったいないと生け花コーナーを作ることにしました。入れ物は、先日の運動会の時にカイワレを入れた牛乳パックのお土産箱を作り、そこにヨーグルトカップをみつけオアシスを入れました。年少児から年長児まで興味を持った子ども達が次から次へとやってきて花を挿していきました。ひまわり組のAちゃんは花が長すぎるとフラフラすることに気づき、丁度いい長さに切って生けていきました。そして、友達にも「長さを考えた方がいいよ。」と優しく教え、ひまわり組の花屋さんでいっぱいになりました。この花を生けるのには、色々な学びがあります。バランスや色合いなどを工夫していかなければ、美しさも崩れてしまいます。調和のとれた物にするには、適当な長さ、適当な量を考えていくことで素敵な生け花になります。一人ひとりが真剣に取り組む姿に教師たちは、「子どもの方がセンスがあるね・・・。」と苦笑する場面もありました。「お母さんにあげる!」、「玄関に飾る!」と喜んでお土産に持ち帰っていました。

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 さて、今日は年少組は「大原先生リサイタル」と題し、3階ホールで歌を披露していただきました。流れるようなピアノ伴奏に心地よい歌声に教師はもちろん、子ども達も大原先生の虜になっていました。「七つの子」を歌って下さった時には、みんなの体が自然と左右に揺れ、リズムをとりながら聞き入っていました。年少組のM先生は、この「七つの子」を聞いているときに、小さい頃お父さんと自宅の近くの小川でメダカとりをしたことを思い出したそうです。そして、2人でてくてくあぜ道を帰る時の情景が広がって、懐かしさがこみ上げてきたと話していました。「夕焼け小焼け」の歌を聞くと幼い時に過ごした田舎の様子を思い出すと古森先生の息子さんが言われているという話を聞きました。やはり、歌は人の心に残るものなのだと実感しました。心地よく歌い、心地よく聞けるように、これからも重視していきたいと思います。

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 今日は、古森先生が山梨県にある帝京科学大学こども学科において、「こどもトピック講座」で講義をされました。たくさんの学生さんや近隣の幼稚園関係者の方々の前で幼稚園の遊び、幼児の育ちについて色々な視点から講演されました。明日、園に戻られたら学生さん達の反応がどうだったか聞くのが楽しみです。ちなみに、ひまわり組のKくんは、「今日、古森先生。みんなの前でいっぱい僕達のこと話してくれよんよね。」とドキドキした様子でした。