幼稚園の日記(ブログ)

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  2015年2月10日 火曜日

今朝バスに乗るとすぐに年長児のMちゃんが「Sくんがおらん!おやすみ?どうするん!」と心配そうに言いました。「ほんとだね、明日までに治るといいけどね」と言うと、「でももしかしたら休むかもしれんし、わからんから練習しとかんといかんね」と早速同じクラスの友達と相談していました。バスから園庭が見えてくると「今日は少し外で遊びよる。」と年長児のHくん。それを聞いた同じクラスのSくんは「遊ぶよりも劇のおさらいせんと!!」とやる気満々です。明日に向けて子どもたちの期待がとても高まっているのだと感じました。

帰りのバスでは年長児のMちゃんが「先生、劇の練習で大きな声を出すと喉が痛くなってしまって上手に歌を歌うのが難しい」と言いました。それを聞いて「すごいね、そんなに頑張って練習してきたんだね。」と言うと「でもね、大丈夫だよ。古森先生がね緑のお茶でガラガラうがいを3回して寝たら良いって教えてくれたから!麦茶じゃない大人の人が飲む緑のお茶よ。うちに無かったら買ってもらおう。」と嬉しそうに話してくれました。それを聞いていた他の子どもたちも「私もしなきゃ!」「僕もやるよ!」とやる気になっていました。Nちゃんは「みんなで上手な歌を届けられるようにRくんもしてね」と言っていました。子どもたちが劇や歌を観客に届けるという気持ちを持っているのだと改めて感じました。

 

年長児だけでなく年少児もとてもはりきっています。歌や踊りが大好きな所を観てもらえるよう、楽しく歌を歌いながら練習しています。

明日使う大道具や小道具も持っていけるように支えている椅子を外したり、大道具をまとめたり自分たちで準備を行いました。

道具は全て子どもたちの手作りで、普段の廃材遊びの中で培ってきた力なのだと改めて思いました。練習の合間に何度も壊れては直し、繰り返し使って丈夫なものになっていきました。1つ1つに子どもたちの生活が映し出されている三葉っ子たちの生活発表会は教師たちも心の中で「ガンバレー」と祈るような気持ちと、子どもたちがどんな姿を見せてくれるのかとワクワクする気持ちが隣合わせでいったりきたり、明日は長いような短いようなそんな1日になることでしょう。