幼稚園の日記(ブログ)

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  2014年12月18日 木曜日

 

登園する中でチラチラ降ってきた雪に気づいた子ども達は「たくさん積もって雪だるま作れんかな。」「雪がもっと降ったら良いのにな。」と昨日に続き少しの雪を楽しんでいました。

そして、今日は西消防署から消防士さんが消防自動車に乗ってきて下さって避難訓練を見て下さいました。消防士さんの姿が見えると、子ども達はいつも以上に緊張した表情で訓練に参加していました。毎月訓練をしていることで防災頭巾のかぶり方やだんご虫になって机に隠れることは、どの学年も上手になり、自分たちで行動することができていました。

地震がおさまり、「調理室から出火しました。避難してください。」の放送と共にそれぞれの避難経路から素早く避難していきました。避難して集まるとその様子を見て下さった消防士さんから話をして頂きました。「今日は、ほとんどの友達は上手に避難する事ができていましたが、中に避難している時に喋ってしまっていた友達がいたね。次にする時にはもっと上手になって下さい。」と話してもらい、その後「(お)押さない、(か)駆けない、(し)しゃべらない」と「お・か・し」の合言葉を教えて頂きました。それともう一つ子どもだけで火遊びをしない、ライターやマッチを触らないという約束をしました。

そして、次は先生たちの初期消火の訓練です。新採の先生を中心に消火器の使い方を教わり、子ども達の「頑張れ―。」の応援を受けながら消火をしました。

今回、消防士さんから「この場を借りて自分たちの訓練をさせてもらえませんか。」と嬉しい提案がありました。2階にとり残された教師を救助するということで水木先生が2階のテラスから「助けてー。」と手を振り救助が始まりました。始まると同時に機敏な動きで消防車から梯子を取出し、2階のテラスにかけると、あっという間に3人の消防士さんが2階のテラスに上がり、水木先生を救出しました。子ども達も本気で水木先生を心配し、「大丈夫?」「水木先生頑張れー。」と大きな声で応援していました。そしてびっくりしたのはその後!!消防士さんが気を失った要救助者となり、ロープで吊るされて下まで救助されるところを見せてもらいました。救助している消防士さんを、目をキラキラさせて見ていた子ども達の夢は「消防士さん!!」という言葉を聞いて子どもたちなりに感動したのだろうと話し合いました。

 

その後、消防士さんと写真を撮ったり、消防車の見学をして質問したりしました。今年は例年以上に質問が多かったのも興味関心を持った子が多かったからだと思います。子ども達に夢を与えて下さった消防士さんありがとうございました。