幼稚園の日記(ブログ)

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  2009年2月23日 月曜日

 朝早く登園してきた子どもたちから、「ねぇ聞いて!!ちゅうりっぷ組の所におひなさまがあったよ!!」と聞いた子ども達は「みんな行こうや!!」とワクワクしながら見に行きました。そこではAちゃんが、「一番上のキラキラしてるのがおひなさまで、隣りはおだいりさまなんよ。」と言うとMちゃんが「私の家のおひなさまは、オルゴールがあって、私が赤ちゃんやった時の写真を飾っとるんよ。」と言いました。それを聞いたAちゃんは、「私の所は四角のガラスの中に入ってるやつで、もっと小さいおひなさまなんよ。」と得意そうに自分のお家のおひなさまを自慢していました。「あかりをつけましょぼんぼりに」と歌いながら何度もおひなさまの顔をのぞき込んで「ひなまつり、楽しみやね」と語り合うかわいらしい姿がみられました。

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 一方、ちゅうりっぷ組とたんぽぽ組の間の廊下に土曜日に園外でみつけたすずめ蜂の巣を飾っていると、子どもたちは興味津々。「いち・に・さん・し・・・4階建てのお家や!!」と外側のからを開いて中が見えるようにしていた蜂の巣の中を覗いていました。そして、「あ!!蜂がおった!!」と子どもを守り続けて死んでいった3匹の蜂をみつけました。蜂は女王蜂を中心に仲間意識が強く、敵が巣に近づくと門番の蜂が巣を守ろうと必死になって敵をおいはらいます。そして、秋になって蜂が巣から出ていく時、全ての蜂が無事に巣から飛び立っていくのを門番の蜂が最後まで見届けます。その蜂がこの3匹だと言うことを知ったAちゃんは、「パパもママも、私とお姉ちゃんが大事で言よった。その蜂さんも同じなんかなぁ。」と他の子ども達も「蜂さん、私の顔より大きいお家が作れるってすごいね。」と感動していました。このように命をつなぐために頑張って命絶えていく生き物の姿に触れることは命の大切さを知る絶好のチャンスです。このよな自然な環境を見逃さず触れさせていきたいと思います。

 さて年長児は卒園写真の撮影がありました。生活発表会も終わり、卒園に向けての第一歩です。今日は全員出席でした。1日1日小学生の顔になっていく子ども達の姿を精一杯見守っていきたいと思う毎日です。

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 そして今日の昼食はさつま芋のポタージュスープでした。さつま芋のほかに、にんじんや幼稚園で採れたブロッコリーが入ったスープは甘くてとても美味しかったです。野菜が苦手な子ども達もおかわりする姿がみられました。最後に少しの残ったお皿のスープをパンにつけて食べるとそれも好評で、どの子も本当に幸せそうにニコニコしながら食べていました。年長児にとっては古森先生の心もあたたまる手作り給食を食べるのはあと何回でしょか。

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