幼稚園の日記(ブログ)

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  2014年3月12日 水曜日

今日は、今年度最後の家庭からのお弁当の日。年長さんにとっては、幼稚園で食べる最後の家庭からのお弁当です。昨日から、年少・年中の子ども達が年長さんの所に行き、「明日は一緒に食べよう。」と約束をして帰りました。朝バスの中でも、年中児がコソコソ話した後少し恥ずかしそうに、「今日は暖かいけん、外で一緒にお弁当食べようね。」と誘っていました。年少児も、「Aちゃんと食べたい。」とお弁当の時間を楽しみにしていました。

卒園式の練習を終えた年長さんが、今日は園庭でリレーを始めました。とても楽しそうに一生懸命走っている姿に、お部屋から年少・ひよこの子ども達が出てきて、大きな声で応援です。思い切り走る姿に私達教師も力が入り応援の声もだんだん大きくなりました。接戦になるところが何度もあり、「年長さんはかっこいいね。」と話しながら、みんなが真剣に応援していました。1位の子がゴールをし大きな声で万歳をする姿も、とっても素敵でした。

最後のお弁当は、みんなで園庭で食べました。年長さんのいただきます!!の挨拶で、みんな嬉しそうにお弁当を開けると、とても素敵なお弁当ばかりで子ども達も嬉しそうでした。年長さんのお弁当には、『いつもぴかぴかにたべてくれて、ありがとう。おともだちと、たのしくたべてね♪』とお母さんからの手紙が入っていました。そんな中で、年長組のAちゃんがつぶやきました。「僕は違うんよ。お父さんが作った焼きそばやけん。」それを耳にした副園長が、「え?そうなんだ。素敵だね?♪Aちゃんはお父さん大好きなんでしょ!誰もお父さんに作ってもらってないよ。今日はお父さんにありがとうって言わなくちゃね。」と声を掛けました。「うん!!」と力強く答えたAちゃんはお箸で焼きそばをいっぱいすくって、口いっぱいに入れるとパクパクとほおばりました。

大好きな年長さんと食べることができて、年少・年中の子ども達は、とても喜んでいました。部屋に戻った年長児は、お母さんに手紙を書きました。『すいようびのおべんとうが1ばんたのしみだったよ。』『おかあさんがつくってくれたおべんとう、とてもおいしかたよ。』そして、Aちゃんもお父さんに『ありがとう。』と心をこめて書きました。

年長さんと過ごすのも、あと少しとなりました。1日1日を楽しく過ごしていきたいと思います。