幼稚園の日記(ブログ)

 Home /幼稚園の日記(ブログ)

  2014年2月25日 火曜日

 3月3日のひな祭りに向けて、園内にも雛人形を出しました。年長組の教師が雛人形を運んでくると、年長児と一緒に飾り始めました。子ども達は飾り終えると、「うれしいひなまつり」の曲を歌って、嬉しそうに雛人形を見ていました。そこを通りかかった副園長は、「何か寂しいな。」と感じたようです。そして、雛人形の向きを、1階の入り口の方向に変えました。また、雛人形を見るために敷いていた座布団を畳に変えました。すると、雛人形を見ることのできるお座敷が出来上がったのです。1階の入り口を入って来た子ども達は、「うわー!ひなにんぎょうだ!」と喜んで、色々な学年の子ども達が集まってきました。そして、「おにんぎょう、きれいやね!」「わたしは、あのおひなさまになりたい!」と、会話を弾ませていました。雛人形の向きを変えたことで、子ども達の目に入り易くなり、畳を敷いたことでたくさんの子ども達が集まって楽しさを共有できる環境になりました。向きや広さなどの工夫によって、こんなにも子ども達の感じ方やかかわり方が広がるのだと、改めて環境の大切さを感じさせられたのでした。

         

         

 ぺんぎん組では、1年間の絵をまとめた表紙作りをしました。「ぺんぎんぐみのおもいで」と題を付け、子ども達は自分が選んだ好きな色の画用紙に自由に絵を描きました。子ども達が描いた絵の内容は、つりかんをしているところやサッカーをしているところなど、幼稚園で遊んでいる絵が多かったのですが、どの子の絵を見ても友達と一緒に遊んでいる絵ばかりでした。幼稚園で好きな遊びをみつけて遊ぶことが大好きになった年少時から、友達と遊ぶ楽しさを十分に経験したことが心に残り、表紙の絵に表れているのだと感じました。子ども達の1年間の心の成長が目に見えて、嬉しく思いました。

         

 昨日から始まった3学期の自由参観日ですが、ミニ発表会や壁面の飾り作り、アルバムの整理など色々な保育活動を学年に合わせた内容でご覧頂くことができます。幼稚園で伸び伸びと遊ぶ姿はもちろんのこと、友達と協力して活動する姿や心の成長などを見て感じとって頂けたらと思います。