幼稚園の日記(ブログ)

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  2014年2月24日 月曜日

週明けの今日、園庭では年長さん達が大集合。来週行われるエルピスのサッカー大会に向けて、やる気満々。園庭は、活気に満ちていました。M先生コーチのボールパスを次々とゴールに向かってシュートしていきます。

いつの間にか年中さんも混じってますます活気づいていました。そんな頑張っている友達の姿を見て「内助の功?」で影で、せっせとお料理をつくっている年長の女の子たちがいました。

ぞうぐみのAちゃんやEちゃん、Kちゃんたちです。N先生の知らせを聞いた私は、すぐにままごとコーナーに行ってみると3人が並んで、慣れた手つきで野菜を切っていました。菜の花、ブロッコリー、人参、紫キャベツなどの春らしい食材が並び、腕をふるっているところでした。

その姿は、いつも三葉の子達が美味しそうに食べる子ども達の顔を思い浮かべながら料理をしている副園長の姿と重なって見えました。

誰かのために誰かを思いながらお料理をするということ。それは三葉の食育の心なのだととても心が温かくなりました。

本日の講演の中にも、きっとそのようなお料理の心のお話があったことだと思います。

さて、本日の園児達の給食献立は、ココアパンと具だくさん味噌汁、伊予柑でした。人参、たまねぎシメジ、豆腐、ちくわ、ねぎなど具がたっぷり入った栄養満点のお味噌汁は子ども達にも大人気。ひよこ組の子ども達も次々とおかわりの列に並んで、嬉しそうに何杯もおかわりをしていました。美味しいものを食べると、皆ニコニコになるから不思議です。

また、今日は、東城百合子先生をお招きして、後援会主催の食育講演会が行われました。「家庭の中で食を通しての子育てについて」の講話がありました。

保護者の方は、55名、外部から26名来られて熱心に東城先生のお話を聞いておられました。

人のために誰かのために心を尽くして、何かをしていくと、誰かが喜んでくれる。そうすることで心が相手に伝わる人と人とのつながりができていく事や感情でしかるのではなく、愛情で子どもは素直に成長していくことなど、親の使命の大きさなどについてお話をしていただきました。

その後の食事会のメニューは、具だくさんみそ汁、ししゃも、ブロッコリー天、りんご納豆、大根の煮物、黒豆ご飯、いりこ(だしをとった)のつくだ煮、ニラもやし炒めカレー味でした。

副園長のオリジナルの「心のこもった料理」に驚いた外部から来られた方は、「こんなに美味しいお料理を食べることが出来るここの子ども達は幸せですね」とにこやかにおっしゃって帰っていかれました。

食を通して心を大切にする保育をこれからも続けていきたいと思います。

私達教師は、この講演会で人のことを思い、お迎えするという心遣いが出来ていなかった所にも気づきました。

この反省をまた明日からの保育にも生かしていきたいと思います。

お手伝いして頂いた役員さん方、食育サークルの方、本当にありがとうございました。