幼稚園の日記(ブログ)

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  2014年2月21日 金曜日

2月18日火曜日に年中組は、じゃが芋の種芋作りをしました。1個のお母さん芋を半分に切って2つのお母さん芋を作った子ども達は、芽を切らないように包丁で慎重に切りました。そして、切ったお母さん芋にバイキンを寄せ付けないために灰を付け今朝まで乾かしました。

そのお母さん芋を今日は、生石農園に植えに行きました。園を出発する前に副園長から「お母さん芋を半分に切って2つのお母さん芋を作ったよね、その切ったお芋には、何を付けたかな?」の問いかけに「炭」と答えた子ども達。しかし、副園長は、「枯れ木に花を咲かせましょう」と言いながら、はなさかじいさんが灰をまいて花を咲かせる話をしてくれ「お母さん芋に付けたのは灰だよ」と語りかけるように話してくれました。子ども達もその話を聞きながら灰を付けたことを確認しました。そして、次は、いよいよお母さん芋の植え方です。副園長に「お母さん芋には、芽が長く伸びているものもあるから、その芽を折らないように優しく持ちましょう。芽を折ってしまうとそこからは、お芋の葉っぱがでてきません。葉っぱがでなかったらお日様から栄養がとれないので優しく持って植えましょう。芽の根っこには、毒があるんだよ。どうしてか知っているかな?」の問いにぺんぎん組のK君が「お母さん芋から生まれてくる子どもを守るため」と言いました。すると、副園長も「この芽には、これを食べたら死んでしまうよとお芋を守っているんだよ」と教えてくれました。他にも、お母さん芋を優しく持って芽を上にして植えること、土をかぶせる時は、砂場の山のように優しくかぶせることを教えてもらいました。副園長から大切な話を聞いた子ども達は、約束を守ってじゃが芋をしっかり植えようと責任感を持って畑に行きました。

畑には、運転手さん達が子ども達が植えれるように準備をしてくれていました。そして3号車の運転手の山本さんからも植え方を教えてもらいました。山本さんは、昨年の反省を生かしてお母さん芋を植える為に間隔をとり穴をあける為の秘密兵器の太い竹を用意してくれていました。約束事を守りながら520個のお母さん芋を植え終えた子ども達は、園に帰ると副園長に約束を守って植えたことを報告しました。沢山の方に支えられて、じゃが芋植えが出来たことに感謝し、大きく生長することを子ども達と期待したいと思います。

☆今日の手作り給食のメニューは、胚芽米、豚の生姜焼き、もやし炒め、ブロッコリーサラダ、リンゴです。みんな「美味しい、美味しい」と言って喜んで食べていました。