幼稚園の日記(ブログ)

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  2013年12月13日 金曜日

今日は待ちに待ったお楽しみ会がありました。お部屋では、お楽しみ会が始まる10時までに、自分のプレゼントを入れてもらうバックがあるか確認をしてテーブルに並べ、「サンタさんプレゼント入れてくれるかな?」と、期待を持って3階ホールに上がりました。

古森先生から、先生や役員さんからいろんなプレゼントがあることを聞いて会が始まりました。まずは先生達の合奏です☆ハンドベルのきれいな音色のきよしこの夜の演奏に、子ども達はとっても静かに聞き入っていました。最後は、ベルリラ・トロンボーン・鈴等の色々な楽器を使っての演奏☆楽器によってとても面白い音が出ることを教えてもらい、「なんでそんな音が出るんかな?」と、楽しんで聞いていました。

次は役員さんの登場☆サンタさんやトナカイ等に変身して歌を歌った後は、みんなが大好きなのりのりみかん!子ども達の歌声に合わせて踊りを披露して下さいました。

 

最後は先生達の、”太りすぎですサンタさん”の劇でした。プレゼントを配り終えたサンタさんは、なまけて甘い物ばかり食べすぎたので、太ってしまい煙突の中に入れなくなってしまいました。そこで動物達が、サンタさんが煙突に入れるようにダイエットさせようと誘って、マラソン・相撲・水泳をします。少しずつ痩せてきたので最後はエビカニクスを踊った所で見事ダイエットに成功!!煙突もくぐれるようになり一安心した動物達は、疲れて眠ってしまいました。サンタさんは、お礼に動物達にもプレゼントを届けてくれ、目を覚ました動物達は大喜び☆サンタさんをもう一度呼んでお礼を言いました。歌を歌ってプレゼントをあけようとしたその時です!!!”シャンシャンシャン”と、鈴の音が鳴り、ピタッと音が止まった瞬間、「MERRY X´MAS☆」と、サンタさんが登場したのです!!サンタさんが二人になったので子ども達は大騒ぎ!!とにかくおちついて二人のサンタさんに質問をすることに。劇に出てきたサンタさんに、「あなたは本物のサンタさんですか?」と聞くと、「そうだよ、私が本物のサンタだよ」と、日本語で答えました。もう一人のサンタさんにも同じ質問をすると、ピーター先生が通訳をしてくれ、本物のサンタだと言っています。少しずつ気付き始めた子ども達。そして一番目の方法としてひげを引っ張らしてもらうことに!劇に出たサンタさんはとしおサンタでした?もう一人のサンタさんはひげがとれず、とっても痛そう!その様子を手で目をおおって指の隙間から見るひよこ組のYちゃん。本物のサンタさんと分かった瞬間、大歓声!!!さっそく年長さんからサンタさんに質問です。Aちゃんの、「袋の中には何を入れてるんですか?」という質問に、「自転車など大きいプレゼントは運べないから魔法で小さくして袋から出すと大きくなるようにしてたくさんのプレゼントを入れている」と、答えてくれたサンタさんにみんな納得!とても夢のある答えでした☆そしてみんなが一番聞きたかったこと、「幼稚園のみんなにはプレゼントを届けてくれたんですか?!」と聞くと、「届けてきたよ!」と教えてくれてまたまた大歓声!!!とにかく嬉しくてたまらない様子でした。サンタさんと過ごす時間もあっという間に過ぎ、歌とみんなのかわいい笑顔をプレゼントして、サンタさんは次の子ども達の所へ行ってしまいました。

その後写真を撮り、ドキドキしながらお部屋に戻ると・・・プレゼントが入っていました!!みんな大喜びで、「サンタさんにお礼言わんと!!」と言って、テラスに飛び出して空に向かって大きな声で、「ありがとーー!!」と叫んでいました。

その時、園庭を見た子ども達が、いつもと違う何かを見つけました。イチョウの木に白い物がぶら下がっているのです!!「あれ何?!」と大騒ぎ!!、風が強かったので、「ゴミ?!」と言う子も。すると、Aちゃんが、「サンタさんの袋やと思う!!」と一言。それを聞いた子ども達も教師もさらに大騒ぎ!!!とにかく確かめようと猛ダッシュで外に跳び出しました。ジャングルジムに登ってもとどかない、教師が手を伸ばしてもとどかない、古森先生なら絶対知ってると呼びに行ったけど、古森先生も知りません。これは大事件!!!と、ジャングルジムを運んでその袋をとしお先生に取ってもらうことにしました。すると中から手紙が!!「みんなのプレゼントはおうちでつかってね。これはようちえんでつかってね。なかよくつかうんだよ。サンタのおじいさんより」と、書かれていました。年中さん、年長さん、年少さん、ひよこさんに、次々とプレゼントが出てきました。

嬉しくてたまらない子ども達。副園長が、「サンタさんにみんなでお礼を言おう」と、空を指差したその瞬間、雲の間がぽっかいとあいて光がさしたのです。本当に感動的な瞬間でした。

興奮がおさまらない子ども達。その後の会食も、「古森先生からのプレゼントや!」と言って大喜びで食べていました。

階段を上がりながら、「夢みたーい」とつぶやきながらお部屋に戻る子どもの声を聞きました。今日という日が子ども達の心に残る日になったことと思い、私自身、本当に温かい気持ちになりました。