幼稚園の日記(ブログ)

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  2013年8月9日 金曜日

今日は、青コースの夏季保育でした。今朝は、年長さんが毎日水やりをして大きくなったとうもろこしの収穫に行きました。畑に行くと、夏休み前と比べて大きくなっている様子を見て子ども達も驚いていました。そして、副園長が1つポキン!と折るって子ども達と一緒に皮を1枚ずつめくってくれました。その中で、皮や毛で守られている事を知った子ども達でしたが、皮が全部はがれた時には「うわぁー!」っと歓声が上がりました。教師も思っていた以上に実がつまっていて、とても感動しました。子ども達が毎日「おおきくなーれ」と水をやってきた思いがトウモロコシにも伝わっていたようです。そして、「他の花は、花の所に種ができるのに、トウモロコシは花が咲いている所とは違う所に種ができている」という事や「とりたての粒を生のまま食べてみると甘い」という事など、他にもおもしろい経験を沢山させてもらって子ども達と一緒に初めて知った事や、不思議だなーと感じる事が沢山あって楽しみました。

そして「ポキン!ポキン!」といい音をたてながら子ども達がトウモロコシの収穫をし終えると、副園長が今度は茎を折って、ぱくりと口へ入れました。「甘ーい!」という一声にすぐに反応した子ども達は、僕も私もと手を出してきました。教師が、同じように折って子ども達に渡すとすぐに口に入れてガジガジ噛んで「甘ーい」と喜んでいました。副園長は小さい頃の経験から「トウモロコシの茎はサトウキビのように甘い」という事を知っていたのです。生活の知恵は、全て遊びや経験から貯えられているのだと改めて感じました。

気が付くと、ぞう組のA君は長く伸びてまるで鎌のようなトウモロコシの葉を手に持って「かまきりー」と言って喜んでいました。子ども達は身の回りのものを使って、イメージして楽しい事を沢山見つけています。

今日は駐車場の反対側に咲いていたひまわりの種もとりました。大きな花の輪の中にぎっしり詰まった種は年少児、年中児も混じって、子ども達の手で収穫しました。中には、そっと一粒とってポケットに入れる子の姿も見られました。

昨日に引き続き今日も幼稚園にはかきごおり屋さんがopenしました。昨日、預かり保育で来ていたBちゃんとCちゃんは、昨日赤コースさんがカキ氷屋さんをしていた事を知っていて昨日の内に2人でお財布を作ってきていました。部屋に入るとすぐに鞄を片付けて、2人は廃材箱から空箱をとり出し、切り開いてお金つくりを始めました。昨日から楽しみにしていたのが伝わってきて嬉しくなりました。他の子ども達も、60円をそれぞれに考えながら作って、冷たいかき氷と引き替えて、おいしそうに食べていました。

そうしている内に、副園長がとれたてのトウモロコシを湯がいてくれて、みんなで食べました。「おいしいね」と笑顔で子ども達は降園していきました。

らいおん組のおたまじゃくしに足が生えました。かえるになるのが楽しみです。