幼稚園の日記(ブログ)

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  2013年8月8日 木曜日

 今日は、赤コースの夏季保育でした。子ども達は、久々に友達や教師と会って、とてもうれしそうに会話している姿がみられました。

 登園してきた子ども達は、すぐに所持品の始末を済ませて戸外に飛び出して、しゃぼん玉や魚釣り、砂遊びなどを楽しんでしていました。また、テントに“かき氷”の文字が書かれた旗がくるくると風に舞っている様子を見た子ども達は、「かき氷屋さんだ!いつ、食べれるの?」と言ってテントのところに集まってきましたが、そこはまだ開店前で×の印がありました。それを見て子ども達は「まだ開いてないね」と言ってその場を離れていきました。

 年中組3クラスは集まって、まずはみんなで運動会の踊りをしました。それぞれが自分がかっこいいと思うヒーローのポーズをとったり、体を曲に合わせて自由に動かしたりして楽しみました。これから、子ども達と一緒に運動会の踊りを完成させていきたいと思います。

 プールに入ると、休みの間に海やプールで泳いだという子がたくさんいて、今までシャワーを嫌がっていた子が自分からシャワーを浴びたり、水がこわくてプールの中で動けなかった子がバタバタと足を動かして泳げるようになったりしていて驚きました。

 子ども達はプールから出ると、さっそくかき氷を食べたいからとお金を作り始めました。昨年と同じ30円を作り園庭のかき氷屋さんに行ってみると、なんとかき氷が30円から60円に値上がりをしているではありませんか。これは大変と周りを見渡すと、ありました!お金を作るコーナーです。

 教師の反省で、部屋の中に何の説明もなくお金を作る環境を出していて、子ども達の気持ちの高まりや発想、期待など雰囲気づくりができない状態で、せっかくの氷屋さんが単純に氷を食べる活動になろうとしていたのです。副園長からその指摘を受けて、はっと気付いた教師が戸外にお金を作る環境を出して氷を値上げして、もう一度子ども達に考えさせる場を作ったのでした。10円玉を6個作る子、3歳児でも50円玉と10円玉を作る子もいて驚かされました。

 S君は、作ったお金を持ってかき氷屋さんに行きましたが、「お金が足りないよ」と言われて、10円を作って来ましたがまだ足りなくて、もう一度作りに戻り多めに作って持って来たりする姿がありました。自分で何度もやり直しながらお金を作って、氷が買えた子ども達は、自分で好きな味を選んで注文すると笑顔で「おいしい!!」と言って食べていました。暑い中で食べたかき氷はとてもおいしかったようで、名残り惜しそうに空になったおわんをのぞいては「おかわりがないかな?」とつぶやいていました。

 明日は、青コースの夏季保育です。みんながくるのを楽しみに待っています。