幼稚園の日記(ブログ)

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  2013年7月28日 日曜日

○朝6:00起床

起きると早速協同作業!前日よりも慣れた手つきでシーツと布団をたたみ、3階から1階までどうにかして運ぶ姿が見られました。その後も自分達で椅子を運んだり、1歩1歩と小さい人からおおきい人」『仲間』を意識して活動できるようになっていました。

○朝食

子どもたちが会議室に向かうと朝早くから朝食の準備をして下さった先生たちが待っててくれました。配膳が始まるとそのメニューの多さにびっくり!一品一品気持ちを込めて作ってくださいました。その気持ちも知っている子どもたちは「よく食べるよく食べる!食事の時間はたっぷり1時間30分」今日のお昼ご飯が食べられない子が多いのではないかと思います。

途中、ジュースや牛乳の注ぎ方を副園長から「コップ一杯に注がないで少しずつにしようね。」指を使って教えてもらうと慎重な子はチョロチョロつなぎなら何度も確認をしり、自分の思う分量まで入れると容器を起こしたり、様々な方法で自分なりに調節する姿が見られました。ジュースを注ぐという行為1つ取っても生活に必要な体験としてさせることが教育なのだと改めて思いなました。

○解散式

降園準備が終わると解散式です。

昨晩、就寝するときに副園長に読んでもらった「どろぼうがっこう」の話から楽しいクイズが出されました。質問されるとあちらこちらから返ってくる答えを聞いて、よく聞いていたんだなと感心させられました。そして、話を聞いて昨日からの活動を振り返る子どもたちの表情はより頼もしく見えました。「疲れた人?」の質問に対し、「楽しかった。」「またやってみたい」という返事も聞かれすごく嬉しくなりました。

最後には頑張った子どもたちに、副園長が特別な印鑑を準備してくれました。「普段は使わない大切な印鑑、ということを聞いてとても嬉しそうにしていました。中には手の甲に押してもらって、パワーをもらった子どもたちもいました。

お迎えでは、お母さん方も心配そうな表情でお迎えに来られていました。保護者の方と子どもたちが顔を見合わせて、にこっとする瞬間を見ると私たちも、心がジーンとして「やってよかったな。」「また少し大人になったんじゃないかな。」と感じて嬉しくなりました。

今年のお泊り保育ではしっかりと『小さい人』から『大きい人』(自分でする、仲間と協力する人)になれたのではないかと思います。今日はたくさんの子どもたちの話を聞いてあげて一緒に楽しみ、親から離れて自分たちで生活できたことを認め、今後の励みにしていただければと思います。