幼稚園の日記(ブログ)

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  2008年12月8日 月曜日

 今朝は久しぶりに「ファンタジースペース」を出しました。ファンタジースペースというのは、まわりが透明のプラスチックでできているトンネルです。すると早く登園して来たひよこぐみさんやさくらぐみさんが早速遊び始めました。「この中、なんかあったかいねぇー!」と友達と顔を見合わせては微笑む姿がとてもかわいらしくて見ている方が温かい気持ちになりました。風が入ってこないのでちょっとした温室状態になるのです。子ども達はきっと風がないと寒さが違うことに気が付いたことでしょう。

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 さて、話は変わり、年長は生石の農園に玉ねぎの苗植えに行きました。はじめに古森先生から玉ねぎの苗はお味噌汁の最後に入れる青いネギに似ているけれども違うことや、この上の白い部分が、みんなが食べる玉ねぎになること、そして、だんだん大きくなるから、苗同士をくっつけて植えてしまったら、窮屈になってケンカをしてしまって大きくならないので、みんなの拳2個分のスペースを空けて苗を植えていくこと、苗を踏まないように気をつけることといった指導を受けました。一列になって間隔をあけて座って植えていきましたが、らいおんぐみの女の子達は直接古森先生にかかわってもらい、落ち着いて植えることができました。「土をかぶせ忘れているのはないかなー?」と最後まで見回りをする子もいました。

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 玉ねぎの種を見ることができないので、古森先生はニラのぼんぼりについている種を子ども達に採って植えさせたいと思っていたようでした。そこで園に帰ってからは駐車場のニラの観察に行き、黒い小さな種を一人ひとりが何粒かずつ採り、トマトを植えていた場所にまきました。

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 最近、自然や植物にかかわる機会が多くなってきて、子ども達は少しの不思議を見つけて感動したり、観察したり調べたりするようになりました。毎朝登園すると水栽培しているヒヤシンスの観察も忘れません。そして「一日でこんなに伸びたぁー」と驚いています。教師も子ども達に負けないような感性をもってかかわっていきたいものだと思います。

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 又、らいおんぐみでは合歓の木のクリスマス訪問に向けて劇遊びをしています。元気いっぱいのらいおんぐみですが人前に出ると緊張するようで、なかなか声が出ないこともあります。少しずつ自信を持って台詞を言う姿も見られるようになっているので、楽しみながら子ども達と進めていきたいと思います。