幼稚園の日記(ブログ)

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  2013年3月23日 土曜日

園庭の桜のつぼみもほんのりピンク色になり、朝日が当たる道路側は二分咲きの桜の花が華麗です。ぴよぴよの幼児達にとって桜の木はとても高く保育士に抱っこをしてもらうと「おはなー♪」と指をさして喜んでいます。

さて、お部屋では、赤い風船、オレンジの風船、緑の風船と3つの風船がぴよぴよの幼児達の登園を待っていました。登園してきた幼児達は「おはよう!」と言う保育士の声よりも先に目に飛び込んできた大きな風船目がけて駆け寄って行きました。「先に荷物を片づけようね」と保育士に言われ、しぶしぶ片付けに向かったものの、その後の行動は実に素早く2才5ヵ月のHちゃんや2才1ヵ月のYちゃんはあっという間に片付けを済まし、風船を手にしていました。3才のOくんやMちゃんは、風船を上手に上に飛ばすと落ちてくる風船を追いキャッチすることができていました。自慢げに「見て!」とやっている姿に2歳児組も真似てやってみますが…まだまだ難しかったようです。そこで、保育士が幼児達が立っている所に向けて投げるとキャッチをしたり、追いかけたりして楽しんでいました。1歳児組は「これは私の風船だ!」と言わんばかりに風船の結び目を持ってぶんぶん振りまわしながらお部屋の中をかけまわっていました。月齢に応じて同じ玩具でも遊び方が違い、保育士もその子によって関わり方を変えていかなければなりません。見ていて飽きない、面白い毎日です。

先日、副園長がお部屋の前を通った時2才5ヵ月のHちゃんが「こもりせんせい!」と名前を呼びました。小さな声でしたが副園長にもしっかりと届いており、近くにいた保育士も驚きました。子ども達の口から名前を聞いたのは初めてのことでした。副園長がお部屋をのぞきにやってくるとすぐに副園長の周りには子ども達でいっぱいになります。抱っこしてもらうと嬉しそうに笑う子ども達を見て、ぴよぴよの子ども達も幼稚園児に負けないくらい副園長のことが好きなんだなと感じました。短い時間の出来事でしたが、心温まる時間となりました。