幼稚園の日記(ブログ)

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  2013年2月21日 木曜日

ブログでもご紹介したように昨日、年長組は、久万スキーランドに雪遊びに行きました。その際に幼稚園で留守番していた年中さんや年少さん、ひよこ組さんの為に雪のおみやげを持って帰ってくれました。その雪のおみやげは、溶けないように発砲スチロールに入っていました。今朝、子ども達に遊ばせようとその発砲スチロールのまま出していると副園長がみんなが楽しく遊べるようにブルーシートの上に雪を全部出して崩して広げ始めました。すると、どうでしょう。その雪を見つけた、うさぎ組のEちゃんは、興味津々で走ってきました。早速、雪を触ってみると「冷たい」と言ってとても嬉しそうでした。副園長は、「いいでしょう。年長さんが年中さん達のために雪をおみやげに持って帰ってくれたのよ」と話して雪を手に取って丸めて見せました。そして、副園長は、その場を離れると砂場でスコップや入れ物を調達してもどって来ました。副園長の機転のきく行動や環境構成の工夫を見て、また教師たちは、いつも副園長が言っている環境について考えさせられ、マンネリ化を指摘された思いになりました。

おみやげを持って帰ってくれた年長さんに見守られながら、年中児、年少児、ひよこ組さん達は、「冷たい、冷たい」と言いながらも笑顔いっぱいでバケツに雪を入れてひっくり返したり、雪団子を沢山作ったりしていました。いつの間にかブルーシートの周りには、沢山の子ども達が集まり、思い思いの雪だるまを作っていました。そして、小さな雪だるまがたくさん並んでいることに気付いたぱんだ組のH君は、「雪のお城みたいやね」と言ったり、うさぎ組のAちゃんは、「雪だるまの仲間ができたね〉と喜んだり、ひよこ組のR君は、「雪やこんこがいっぱい」と言って、とても嬉しそうでした。又、すみれ組のSちゃんは、雪のおみやげを持って帰ってくれたぞう組の女の子達に「こんな雪だるまが出来たよ、雪を持って帰ってくれてありがとう」と雪だるまを両手で持って見せながらお礼を言う姿もありました。本当に環境の構成の仕方でこんなにも遊びが発展するなんて、雪遊び後の一日の大切さを実感しました。今日のこの経験は、年中児達にとって来年の雪遊びへの期待に結びつくことでしょう。

一方、くじら組は、年中組にインフルエンザにかかっている子がいることから急遽することになった歩風里に施設訪問に行きました。突然のピンチヒッターでしたがそこは、さすが年長さん。今までの経験を活かして元気いっぱいに踊ったり、歌ったりして楽しく訪問することができました。即席に年少組に教えてもらった「ふながゆく」の踊りも大好評でした。