幼稚園の日記(ブログ)

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  2008年9月19日 金曜日

 昨日、「台風大丈夫かな?」と、心配していた子どもたちに、今朝バスの中で、「今日、台風来るかな?」と言うと、きりん組のR君が、「今日、外で遊べるん?」と、心配そうに言っていました。しかし、バスが着くと、「もう練習しよる。」と、曇り空で雨を心配していたことが嘘のように、子どもたちは嬉しそうに声をあげました。

 今日、年少組は、『ひっぱれおもタイヤ』の練習をしました。教師は、前からどうすればタイヤの受け渡しがスムーズに安全にすることができるか考えていました。そして今日、いい方法を教えて頂きました。今までは、Uの字でA・Bチームに分かれてやっていたのを、長丸の形にして、一周するようにしました。そうすると、タイヤも向きを変えることなく、スムーズに受け渡しができるのです。また、前の友だちから、タイヤについているロープをもらう時、いつも年長児のリレーを見たり、そのリレーに加わったりしていた子どもたちは、自分たちの番がくると、ピン☆と手を伸ばし、スタートラインを守って待つことができていました。年長児や年中児たちがしていることを興味を持って見ていたことが、自分たちのゲームでしっかり生きているのです。子どもたちは人の姿やしていることを見て覚えるということが、大切なんだ!!!と、改めて思いました。まだグループで気持ちを合わせることができず、転んだり、ロープが持てず置いていかれそうになる事もあるので、楽しみながら練習していきたいと思います。

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 今日、ひよこ組では、9月になって入園した子どもたちにとって、初めての図書室で本の貸し出しがありました。たくさん本が並んでいるのを見て、どれを借りようか迷っている子、たくさん絵本を持ち歩いている子など、みんな楽しそうに絵本を選んでいました。C君は、「先生の本も俺のカードで借りてあげるけん!!!」と、言っていたそうです。満3歳児の成長には目を見張るものがあります。3歳のお誕生日が来ると入園してくる満3歳児たちは、一人、二人と、まるで『リトルインディアン』の歌のように、少しずつ仲間が増えていきます。その中で、満3歳児なりの、人への思いが育っていくのです。お家の生活の中ではなかなか見られない心の育ちが形として見とれるこの時期の保育は、私にとってもちゅうりっぷ組の子どもたちの育ちの過程を理解する学習の場になっています。

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 また、今日は、年長のぞう組が、ケアフル竹原へ行きました。風船ゲームや踊りを楽しみました。

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