幼稚園の日記(ブログ)

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  2008年8月27日 水曜日

今日は赤コースの夏季保育の日でした。久しぶりの幼稚園に子供たちは大はしゃぎ。バスから降りてくると元気よく「おはよー。」「僕ね、海に行って魚見た!」「動物園行ったよ。」など、いろんな話が聞こえてきました。

今朝は門から入った正面のテントに『かきごおり50円』と書いた看板が出ていました。それに気がついた子は、登園するとすぐに並ぼうとしていましたが、まだ営業していなかったので好きな遊びを楽しんだあと「お金がいるよね。」と話しながらそれぞれがお金を作りました。そしてかき氷屋さんの前まで行くと横から、元気のよい声が聞こえてきました。声のするほうを見ると、年長児たちがかき氷屋さんのお手伝いをしていました。「はい。お金はこっちに持ってきてください。」「お椀と交換ですよ。」とてきぱきと動いて器を手渡してくれました。それに、いちご、メロン、レモン、オレンジ、ブルーハワイの中から選んでかき氷を入れてもらいました。椅子にすわり「何味にしたん?」「ベーしてみて。」と言ってお互いが舌を見せ合って笑い合う姿も見られました。こあら組みさんもお母さんと一緒に子どもたちに混じってとても楽しそうでした。

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以前ブログにも書きましたが、7月の中旬頃年少児のKちゃんのお家からたくさんのカブトムシをいただきました。各クラス23匹ずつ飼育していたのですが、1か月ぶりにカブトムシの容器をのぞいたY君が「先生カブトムシが死んどるよ!」と言いました。その声にほかの子どもたちも集まり「本当や。かわいそう。」「お墓作ってあげようや。」と口々に言いました。そこにいた子どもたちと一緒に2匹のカブトムシのお墓を作ると「天国に行けますように。」と手を合わせて目を閉じる女児の姿も見られました。部屋に帰ると、カブトムシのいなくなった容器をのぞいていたT君たちが「先生、カブトムシの幼虫がおる!」と興奮していってきました。見ると2匹の幼虫が元気よく動いていました。「卵があったんかな?」「名前何にする?」と話し合いながらしばらくの間見ていました。母親カブトムシはしっかりと自分の役割を終えて次の命を育んでいたのです。Rくんが「ウンチいっぱいしとるよ。」と心配そうに言いました。子どもたちと一緒に容器の掃除をして、りす組の子どもたちが年長さんになる頃カブトムシになって再び姿が見られるよう大切にしていきたいと思います。

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