幼稚園の日記(ブログ)

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  2012年2月25日 土曜日

月曜日の朝、園庭に出ると幼稚園はミニ発表会、自由参観のため誰も遊んでいなくて、ぴよぴよだけでした。広い園庭をいつものように、お目当ての遊具や遊びに向かって走って行きました。いつもなら誰かとぶつからないかハラハラするのですが、この日は見通しもよく伸び伸びと遊べました。三輪車やすべり台、ぶらんこ、大好きな保育士との『ヨーイ ドン!』も自由にできます。三輪車や自転車は、男の子を中心に乗っています。月齢の高いYくんは、いつも三輪車に乗っていて最近ペダルに足をのせ、こぐようになりました。まだ、足の踏み込む力が弱いので、すぐに止まってしまうのですが、どうすればこげるか考え、始め地面を蹴って勢いをつけてペダルに足をのせ進むことで距離が長くなることがわかったようでした。これもやっているうちに自分で発見した知恵ですね。

? 砂場では、幼稚園のお兄さん・お姉さんが作った大きなトリデが残されていました。それを見た ぴよぴよの子ども達は、「うわー!」「大きい!」と目を輝かせて早速、大きいスコップを持って中に入りました。「工事中!!」と言って友達と一緒に壁を叩いたり上の部分を少し削ったりしていました。また、穴があいている所をのぞいたりトイを入れたり汚れも気にせず夢中です。いつもなら幼稚園のお兄さん・お姉さんがいると入れない場所です。その場所に今日は、気にせず入ってそして遊び始めた子ども達に保育士としては崩さないかヒヤヒヤしながら見守り、壊れた所をそーっと直しながら一緒に遊びました。次の日も時間を見て出ると、ぴよぴよだけの園庭でした。砂場に行くと少しトリデの高さが低くなっていましたが、穴は大きいままです。昨日同様に大きいスコップを持って中に入って上の部分を削ったり穴の所を掘ったりと まだまだ工事は続いていました。幼稚園のお兄さん・お姉さんが作ったトリデでしたが、ぴよぴよの子ども達は満足そうな顔をして工事が終わり服も砂まみれになりました。月齢の高い子は、ビックボスにも挑戦。今では、上までほとんど自分の力で登れ上で体の向きを変える お手伝いをしてあげるとスルリと降りられる子も少しずつ増えています。いろいろな遊びに興味をもち挑戦し、できることが多くなってきた ぴよぴよの子ども達です。

        

木曜日は、雨が降って戸外に出れませんでしたが、園庭にショベルカーやダンプカーが入ってきてプールの横を工事していました。園舎が増築されるのです。片付けを早く済ませ、子ども達と一緒にテラスに見に行きました。ショベルカーが土をダンプカーに入れる所も見ることができ、「うわー、すごい!」「大きい!」など口々に言ったり「ショベルカー、頑張って!」と声援を送ったり月齢の低い子も「うわー!」と指を差して興味深く見ることができました。ぴよぴよのお部屋から山西団地の駐車場の工事もよく見えるので毎日のように「ショベルカー、動きよる」と見ていたのですが、今度は自分達のお庭に沢山の働く車が入って来ているのです。これから毎日 土を掘って、建物が建っていく様子を子ども達と一緒に楽しんで見ていきたいと思います。

             

この日、お部屋に入って集まりをした後、『アンパンマンの特急電車』の絵本を見せると今まで立っていた子も座って集中して見ることができました。その流れで電車ごっこの始まりです。運転手は、アンパンマンとドキンちゃんの お面をかぶり他の子は『アンパンマン号』と『ドキンちゃん号』のひも電車に乗り動物園へ出発です。お部屋から出て、ひも電車は進みます。途中、保育士と子どもによるトンネルをくぐり動物園に到着しました。「何の動物がおった?」と聞くと、数日前に動物園に行ったRくんを中心に ぞうやきりん、馬など口々に動物の名前が出てきます。「ぞうさんがおったよ」「ぞうさんは?」との保育士の声に片手をブラブラさせ大きくゆっくり動き始めます。そして、鼻から口にもっていき食べている所も表現してくれます。「Rくんぞうさんが、りんご食べよるよ」の声にみんなも真似して次々といろいろな動物を表現してくれました。日頃から『どうぶつのおやこ』の図鑑を見たり休日に動物園に行った子から動物の名前もたくさん出てきたりして表現もより豊かに細かくなっているのには驚きです。