幼稚園の日記(ブログ)

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2023年3月11日 土曜日

おゆうぎ会終わった休み明けの今週、れもん組の子ども達の中には、へびやぞうのお面をかぶって登園してくる子がいました。おゆうぎ会で自分が演じた(?)動物たちに愛着を持っているかのようでかわいらしく思いました。かぶりすぎてボロッと、クシャッとなったお面を何度もかぶり直しては「○○はへびさん。」とⅯちゃん。すると「△△はりすさん。コロコロー。」「□□はうさぎさん。」と次々に動物たちを表現していました。そして室内に置いていた木のりんごを「りすさんのよ。」「へびさんの。」と取り合いながらも楽しそうにパクパク食べ始めました。

別の日、そのりんごの木や草をどこに置こうかなと迷っていると、Tちゃんが草を持って移動し始めました。そしてTくんも一緒に持って「ここー!」と場所を決めて置くと、さっと小さくなって隠れます。それを見たまわりの子ども達も自分のお面を探して頭につけていました。Tちゃんは「○○ちゃんはりすさんよね。」とお友達にかぶせてあげたり、うさぎのお面を手にしたAちゃんはうさぎ役のお友達を探して渡しに行ったりしていました。りす役だったK君はへびのお面を取ってかぶろうとしていて『いいのかな?』というような表情でしたが、「Kくんは今日はへびさんね。」と言うと嬉しそうににっこり。曲を流すと3回くらいは繰り返し楽しんでいました。まだまだおゆうぎ会の余韻の中で、子ども達の生き生きとした表情が見られそうです。また、おゆうぎ会が終わってからも「へびさーん。」「うさぎの○○ちゃーん。」などと呼びかけると、ただ名前を呼んでも知らんぷりの子でも振り返るのです。片付けや集まりの時でも「りすさんが早いかな?」「へびさんじょうず?」と張り切る子ども達。しばらくこの手が使えそうだなと心の中で思う保育教諭達なのです。

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今週はお天気にも恵まれ、テラスやテラス外、園庭でたくさん遊びました。先週までなかなか外で遊ぶようにならず、小さな体をウズウズさせていたのか、登園してくると持ち物の片付けもそこそこにテラスに飛び出し、テラス前に移動してきた犬の滑り台などで思い思いに遊んでいました。以前のブログにも書きましたが、ブランコが人気でいつも順番待ちができています。ブランコの横では順番待ちの子達が「いーち、にーい、さーん、いーいー、じゅー!」と数えて「かーわって!」と言ってかわりばんこに乗っていました。少し前までは保育教諭が主導で順番を促していたのですが、『かーわって!』でさっと降りたり、何も言われなくても座って待っていたりするようになりました。もちろんトラブルになることもあるのですが、友達と遊ぶ中で簡単なルールも少しずつ身に付いているのかなと成長を感じます。園庭では友達が乗ったスワンボートを「ぼくがおす。」「○○も」とかわるがわる動かし合っては笑い合っていたり、ドームやビッグボスを軽々と登り降りしていたり、保育教諭の手を借りずとも自分でできること、友達と一緒にできることが増えているなと感じます。ついつい手を出してしまいがちなところを『ダメダメ』と自分に言い聞かせ、でも目は離さず、心は離さず、子ども達の生きていく力を育てる手助けができたらと思います。又、このれもん組でみんなで過ごすのもあと少し。目を見張るほど成長の早いこの時期の子ども達です。残りの日々1日1日の成長をまだまだいっぱいいっぱい楽しんでいきたいと思います。

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コメント (「友達と遊ぶの楽しいね。」 ひよこ れもん組 山岡由紀子 はコメントを受け付けていません)