幼稚園の日記(ブログ)

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2022年11月21日 月曜日

今朝、幼稚園の裏の道路にどんぐりがたくさん落ちていることに気付いたひつじ組のYちゃんは、そのことをM先生に言って来ました。そこでM先生が裏山を見上げると、どんぐりの木が道路まで茂っていて実がなっていました。園に帰るとM先生は、「みんなでどんぐり拾いに行こうか!」と子ども達を誘って拾いに行きました。どんぐりを拾って園に帰るとYちゃんは「ケーキ屋さんがしたい…!」と思いつきました。そして、周りを見渡してみるとどんぐりをのせるのに丁度いい大きさの木材があることに気付きました。木材が入ったキャリーを友達と運んで、その中から気に入った大きさの木材をみつけると上にどんぐりをのせました。「先生!いちごのケーキが出来たよ!」と言うとどんぐりをボンドでくっつけて、更に細い木片を見つけてロウソクに見立ててケーキに立てていました。楽しくなってきたYちゃんのアイデアはどんどんと広がって、「先生!紙ないん?お皿がいるけん!」と言うので紙を用意すると丸く切ってお皿もできました。そして、クレヨンを持ってくるとたくさんの色を使う子、一つの色を使う子、様々なクレヨンの塗り方をしてそれぞれ違う素敵などんぐりケーキが出来上がりました。それを見ていた子ども達が、一人、また一人‥‥と入ってきてケーキ屋さんのコーナーはあっという間にひつじ組の子達でいっぱいになりました。Yちゃんは一つ作れば二つ目以降はささっと作り終わり、ひつじ組の子達もそれぞれ自分の好きなケーキを作り…。色とりどりのたくさんのケーキが並んで、まるで本物のケーキ屋さんみたいになりました。

ひつじ組さんの楽しげな声につられて、今度はさくら組さんが集まってきました。「これは何を作ってるのー?」「私も作りたいな!」「僕も!」と興味津々です。ボンドを使う時は、量が多すぎるとなかなか乾かないことを知っていたひつじ組のEちゃんは、さくら組さんがボンドを出し過ぎていないか確認していました。「これくらいが良いと思うよ。」「これはちょっと出し過ぎじゃない?」その場に居ると子ども達の会話が聞こえてきます。ケーキを一つ作るだけでも、ケーキやお皿、ロウソクにいちご等、子ども達の楽しい発想がたくさん出てきて、とても面白いなと感心させられました。

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ケーキ屋さんコーナーの横では、M先生やN先生が干し柿をつるす為の縄をなっていました。子ども達も教えてもらいながら縄をなっていましたが、「先生、出来な~い‥‥」と言うと先生が手を添えて教えてくれて、最初は出来なかったのに何回か繰り返すうちに、いつの間にか上手になっていました。出来ないからすぐに諦めるのではなく、繰り返して縄をなっていく子ども達の根気強い姿を見て、すごいなと感動させられました。

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1週間前に頂いた渋柿はまだ少し時期が早かったので、薄暗いプールでヘタを水で濡らしたキッチンペーパーで巻いて大切に保存しています。教師が干し柿用の縄をなう方が早いのですが、それでは子ども達に「食べる体験」しかさせてあげられません。三葉の保育は、子どもと一緒に準備をしていく中で縄をなう等の生活の知恵も身に付けていくのだなと思いました。

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コメント (「どんぐりケーキが出来たよ!」 ひつじ組 太田菜美子 はコメントを受け付けていません)

2022年11月20日 日曜日

ひよこ組が屋外遊ぎ場で生活するようになって、日課になっているのがすぐそこにあるさんさんらんどへ行くことです。さんさんらんどの遊具で遊ぶには山の斜面を登らなければなりません。登り口はスロープと階段の2ヵ所にあります。今まではスロープを上がっていたのですが、足腰がしっかりしてきた子ども達の興味は階段に向いてきています。園庭で遊んでいる時も好奇心旺盛な子ども達は遊びながらこっそり階段を1段、2段と上がり始めます。「あーっ!」という保育教諭の言葉に“バレた”と大急ぎでバックして降りてくる姿に笑ってしまいます。

そのタイミングで、保育園では1番年長の2歳児クラスれもん組の子ども達が階段を上がってスロープを下りてくるというさんぽをはじめました。その様子を見ていたみかん組の子ども達も目をキラキラさせてみかん組の保育教諭の顔を“ぼくたちも、、、?”というような表情で見ていました。「いいよ、のぼって。気を付けて、ゆっくりよ」と声をかけると、満面の笑顔で階段に向かって一目散に走って行くと上がりはじめました。園舎の階段と違って手すりのない階段です。踏み外して転んだり落ちたりしたら大変という思いと、やらせてあげたいという思いでドキドキの保育教諭の心配をよそに、どこの子も足をしっかりと上げ1段1段踏みしめて上がることができていました!この広いグランドで毎日走り回っている子ども達の足腰が想像以上に発達していることを感じました。さらに驚いたのは、月齢の低い子ども達も我れ先にと階段をしっかり上がっていたのです!少し高い段差を体を支える手すりの代わりに手でバランスをとりながら「よいしょ、よいしょ」と上がっていくのです。少しふらついても足にグッと力を入れて踏み留まる姿に、園長から「子どもの手足をもがないでーっ」と言われる意味がよく理解できました。子どもが自分でしたいことを大人が手足となってやってあげるのではなく、やらせることがたくましい子どもを育てるのです。下りのスロープも子どもたとにとってはスリル満点の冒険なのです。重心をうしろに置いてゆっくり歩いて降りながらも時々体を前に倒して少し勢いをつけてみたり、走って下りようとしてみたりと楽しみながら冒険は子どもの発達を促していきます。さんさんらんどの下に「イエーイ!」と到着するとまたすぐに階段を上がりに挑戦する子ども達です。気を許すことなく子ども達のたくましい力を信じて、いろいろなことに挑戦できる機会を作っていきたいと思いました。

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また天気にも恵まれた今週、学童の三好先生に声をかけてもらって、学童さんが植えたさつまいもの収穫を手伝わせてもらいました。手で土を掘ると出てくるさつまいもに「あった!」と大興奮の子ども達は、自分の顔が隠れるほどの大きなさつまいもを持たせてもらい大喜びでした。
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刈ってあるさつまいものツルで電車ごっこもしました。「しゅっぱ~つっ!!」としっかりツルを持ってみんなでお庭一周の旅に出かけ、満足すると遊んだツルの片付けもしっかりしました。長いツルをズルズルみんなで引っ張って運ぶ中、れもん組のTちゃんが「せんせ、見て!さくらんぼ!」と見せてくれました。少し短いツルに4〜5本の小さなお芋がついていて本当にさくらんぼのようでした。「本当だ、さくらんぼだね。」と言うとテレたように笑っていました。それを見ていたれもん組のTくんが「せんせ!これトトロ!」と負けじと少し小さい葉っぱを頭に乗せて見せてくれました。子どもらしいかわいい発想にほのぼのとさせられたひとときでした。

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いつもとは違う自然と触れさせることができ、その中での子ども達の新しい発想が見られました。『幼いからまだまだ赤ちゃん』ではなく、幼いからこそ『人として』様々な新しいことやその時しか味わえない自然に触れられる機会を作っていきたいと思いました。

これから益々寒くなっていきますが、子ども達としっかり身体を動かして寒さに負けないよう体力を付けていきたいと思いました。

 

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コメント (よいしょ、よいしょ ひよこ みかん組 青木千雅 はコメントを受け付けていません)

2022年11月18日 金曜日

昨日落葉から始まったお店屋さんごっこは、年長児からプレ年少児までが加わり銀行屋さんまでできて今朝も年長児を中心に始まっていました。しかし、年長児達は、昨日お店屋さんの話し合いをして年長だけでお店を開店することになっていました。そして、今日は必要な物を用意して持ってくることになっていたのです。

登園したくま組のY君は「家から毛糸持ってきたけど何作ろうかな?」と友達と楽しそうに話していたり、きりん組のRちゃんは昨日の夜お家にあったビニール袋とボタンで洋服を作っていて教師や友達に見せていました。またカレンダーやクレヨンを持って来た年長児は看板に新しい商品の値段を書き加えていました。

一方では相変わらず年長さんのお店屋さんを忘れて葉っぱ屋さんをオープンしていた女の子たちでしたが、しばらくするとお客さんがやってきて葉っぱが売れていき商品が少なくなっていきました。「葉っぱがなくなってきたね~。どうしようか?」「葉っぱあんまり落ちてないよ」と話していました。園庭に落ちている葉っぱは、砂場やままごとなどの遊びなどでも使っているので少なくなっていたのですが、砂場の方にまだ沢山あることを伝えると駆け出して行って探しに行っていました。砂場近くには、焼き芋で使うために落ち葉を集めていたキャリーを見つけて、その中にある葉っぱを見ながら「この葉っぱ色が綺麗だからこれと。これはパリパリだからダメ」と二人で色や形、状態を見て選んで販売していました。

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そんな年長さん達は葉っぱ屋さんに夢中で、昨日話し合ったお店の商品作りも忘れているようでした。そこで、もう一度古森先生が年長児を集めて「お店にせっかく商品を買いに来たのに、一つしか商品がありませんってなったら小さい組のお客さんは買い物が出来ないよね」と声を掛けられ我にかえってグループに別れて商品作りを始めました。すると、商品作りをしている年長児のもとに、たんぽぽ青組のY君やSちゃんはお菓子の袋を、すみれ組のSちゃんは廃材を売りにやって来ました。「一つ五千円だけどどお~?」と付き添いの教師の声に年長児は「う~ん」と少し困った様子でも「一万円で買うよ!!」と気前の良い売り買いが見られていました。年長児以外の子ども達は、お店屋さんの開店を待っているだけでなく準備の時から関わっていき、年長さんのお店屋さんのオープンを楽しみにしたいと思います。

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陽が昇ってすっかり暖かくなった園庭では、子ども達と教師が去年の発表会の踊りやオペレッタをして楽しんでいました。来週にはお店屋さんが開店し、その後も子ども達にはアイススケート、お楽しみ会、おもちつきと楽しい行事が待っています。朝晩は一日一日寒さも厳しくなってきて、つるし柿を作るにはよい気候です。これからも元気いっぱいの子ども達と共に楽しんでいきたいと思います。

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コメント (「廃材買いませんか~」 ぱんだ組 澤近宏一 はコメントを受け付けていません)

2022年11月17日 木曜日

園庭に出てきた園長がさーっと園庭を眺めた後ピロティに向かって行きました。その後ろをついていくと以前作品展で年中さんが共同作品で作ったように木材を使って遊べるのでは?と木材を出してきてくれました。そして、一言「先生達とみんなだったらどっちが賢いかな?」この言葉に火がついたのは大人気ない私とT先生‼︎「よし!負けんぞー!」「ここにこれを…」と早速組み立て始めると、集まってきていた5〜6人の年長児も”まずい!”と思ったのか同じように相談しながら組み立て始めました。途中、追加の木材を持ってきてくれた園長にいち早く気付いたK君は「あっ!それ全部(子どもチーム)こっちにちょうだい!」と受け取ります。それを見た先生チームは「あー!ずるい!!」「ニヤッ笑ふふっ、取ったもん!」とやり取りをしながら教師チームもニヤリと笑って「木材以外はダメって言ってないから〜」と木材だけでなく近くにあった大型積み木も縄も作ってきました。それを横目に見ていた子どもたちも「それならば」と、教師チームの動きを見ながら材料を集めてきて競い合います。2チームで面白いやり取りをしながらスタートからボールを転がし、ゴールまで届く流れを作ることができました。教師達はギャーギャー2人で大騒ぎするなか、子どもたちは冷静に、進めていきます。教師対年長児、どちらも本気で意識して遊ぶことで子ども達は大人の技を盗んで色々な事を自分のものにしていて、遊びとは気づきと学びと発見、工夫などの力の元となる事を感じました。

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そして、今日楽しかったのはこれだけではありません。またまた、園長が今度は落ち葉を拾ってくると黄色い葉っぱ10円、赤い葉っぱ20円と書いてお店屋さんを始めたのです。楽しそうなことに目がない三葉っ子達は年長さんを中心に葉っぱを集めに行く子、いつの間にか園長に代わって商売を始める子に分かれお店屋さんが始まりました。すると藁で縄をない、葉っぱをつけた冠を作った園長を見た他の教師と子ども達が加わります。藁をなって縄作りの下請け業者を教師が始めるとその縄を10円で買取り冠を作ってお店に並べて子ども達が売り始めました。そして、一方は新たに貝殻屋さんが始まりました。年少さん達もお店屋さんに気づいてお金を作り始めましたが、上手に作れないのに気づいた年長さんが銀行を作り年少さんにお金を渡し始めました。この銀行員さんはとても凄いのです。なんと、お金を種類別に入れるトレーを作っていたのです。どこで学んだのか10円、50円、100円、1,000円と仕切ってあるトレーに整然と、お金が分けられて並んでいたのです。普段の生活からしっかり知識を得て遊びにつながっていることを実感しました。

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自然物を使ったお店屋さんを楽しんだ後、年長児は集まって古森先生に「みんなでお店屋さんをしない?」と声をかけてもらいました。子ども達は朝、自然のお店屋さんをして遊んだことで、話を聞いてイメージを広げられたのか「ねぇ、見てみて!ここにお店が出来てるんだけどみんなでする?それとも年少さん達にしてもらう?『だめー!ごちゃごちゃになっちゃう!』じゃあ年長さんでしよう!何屋さんがあるかな?」と楽しく話をしてもらったことで今日は お菓子屋さん、洋服屋さん、おもちゃ屋さん、レストラン、銀行 を作ることに決まりました。お店を決めて分かれてみると丁度いい具合に人数が5つのグループに分かれることができていました。各グループに分かれて各々話し合い、あーでもないこーでもないと必要なものを「明日用意する!作る!」と意気込んで帰りました。教師が始めた遊びの環境から子ども達の遊びがどんどん広がっていくのを見て私達教師もわくわく!子供の中に入って仲間(人的環境)として働きます。ここでも子供達が主役で教師はお手伝いだったり、アルバイトで雇われた職人だったり良き援助者に(なる?)されることでしょう。明日からのお店屋さんの準備も楽しんでいきたいと思います♪

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コメント (「自然物を使って楽しい遊び♪」 きりん組今岡美奈穂 はコメントを受け付けていません)

2022年11月16日 水曜日

今朝も、昨日の遊びが続きアンパンマン列車が園庭を走っていました。やっぱり三葉っ子!昨日なかった物が加わり遊びが楽しくなっていました。“カンカンカーン”子どもたちの声のする方へ行ってみると踏切がありました。「光るところない!廃材で作ろう!」と作っていた年長児。よく見ていたな〜と思うほど、本物にそっくりな踏切でした。そしてそこにちょこんと座っているふくろうの置物の車掌さん。このふくろうの置物は運動会の時にはみんなが走るのを応援してくれていました。そして今度は安全に三葉アンパンマン列車が走行できるようにと見守ってくれています。ほっこりするとても可愛いふくろうさんです。

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列車を走らせていると、いろいろな問題も出てきます。6両のながーい列車でしたが、お客さんは3人。列車が走るとあらあらあら、、、後ろが引きずられ、コーナーの置物にぶつかって止まってしまいました。“うーん”と悩む年少児を見て古森先生が車両の数を減らしてくれました。段ボールと段ボールをわらで編んだ縄で繋いでいたのですぐに外したりくっ付けたりすることが出来るのです!(紐で結ぶとすぐグー結びになって外れないことがあるのです、、、)「私もやりたい」という子がいれば1両増やして自由に数の変えられる列車!絶対にこのままじゃないとダメ!ということのない、その時のやりたい子ども達に合わせた楽しい三葉っこだけのアンパンマン列車です!

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そして年少児は今日さんさんランドへ遊びに行きました。雲一つない青空の下、元気いっぱい歩いて行きました。2学期のはじめに歩いて行った時よりも足取りが軽く、すぐにさんさんランドに到着しました。運動会も終えて、心も身体も一回り成長したのだなと嬉しく思いました。

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やっぱり大人気なのは、ローラー滑り台!!何度も何度も山道を駆け上がり、キャッキャ言いながらとってもいい笑顔で滑り降りてきました。「先生も行こうよ♪」と何度も何度も滑り、ちょっぴりおしりが焼けそうだったけどとても楽しい時間でした。「サンサンランド♪サンサンランド♪」と嬉しそうに口ずさむ子ども達。今度はお弁当も持っていってもっともっとたくさん遊ぼうね!と約束して今日は帰りました。

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園庭では園庭でしかできないこと、さんさんランドではさんさんランドでしか出来ないことたくさんあります。たくさん遊び、たくさん学べるようこれからもしていきます。

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コメント (「カンカンカーン」すみれ組西森華 はコメントを受け付けていません)

2022年11月15日 火曜日

①アンパンマン列車送迎編

今朝、子ども達が登園してくると、数人の教師達がいそいそと何やらバックに詰め込んで準備をしていました。子ども達は「何しているの?」「どこに行くの?」と興味津々!すると、A先生が「アンパンマン列車に行ってくるね!」と手を休めず答えました。すると、お留守番の子ども達が集まってきて「いいな〜行ってらっしゃい!」と笑顔で言いました。年少の時にアンパンマン列車のお見送りをしたことを覚えていたRちゃんは、「みんなでバイバイしたよね!」と楽しそうに話していました。そして、お留守番の年長児達が長いカレンダーに「いってらっしゃい」の文字を書き始めると、うさぎ組のMちゃん、Rちゃん、Oちゃん達が「私達もやる!」と言ってクレヨン、ハサミを持って急いでやってきました。包装紙を切って可愛いうさぎさんを作って大きな横断幕に貼ったりアンパンマン列車にちなんでアンパンマンの顔を描いて飾り付けをしたりする子もいました。そんなお兄ちゃん、お姉ちゃんの姿を見て、すみれ組の子ども達も自分でお見送りの準備を始めました。「たのしんでね」を「たもしんでね」と書いていたり、「いってらっしゃい」を「いってらさい」と書いていたりと可愛い文字間違いもありでとても微笑ましい場面です。

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準備万端で団地の前の踏み切り前に急ぎます。もうすぐ松山駅発のアンパンマン列車がここを通るのです。着いて電車を待っている時からワクワクの子ども達。「まだかな〜まだかな〜」と言いながら踏切が鳴るたびに横断幕を上げたり手を振ったりと落ち着きません。すると、汽笛が鳴って電車が…来たー!!子ども達の前に来るとアンパンマン列車はとってもゆっくりで今にも止まりそうな位スピードを落としてくれ、乗っている1人1人の顔が見えるのです。「◯◯ちゃん見えた!」「おーいってしてくれた!」と大興奮です。いつ、どの時でもみんなでのお見送りが恒例になっている三葉幼稚園ですが、今日のアンパンマン列車のお見送りは特別です。その光景はとても温かく、電車に乗っている子も乗っていない子も笑顔で手を振っている姿を見て、やっぱりいいなと改めて感じました。

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園内では、アンパンマン列車の興奮が収まらず、ダンボール電車が出現しました。1つだった車両はどんどん増えていき、いつのまにか6車両になりました。そこで教師が白線で線路をかくと、三葉幼稚園駅が出来ました。代わりばんこで車掌さん、お客さんが乗って仲良く順番に遊んでいました。待っている子、並んでいる子も、さっき自分達がお見送りしたように「バイバイ〜」「行ってらっしゃい!」と手を振っていてその姿も可愛いのです。自分達が経験したこと、見た物をすぐに遊びの中に取り入れるのは流石三葉っ子だなと思いました。

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帰りの電車が踏切を通るのは16時頃です。お迎えも預かりの子ども達と一緒に踏切で今か今かと待っていました。すると、帰りもゆっくり電車が走ってくれたので「おかえりなさい!」とみんなで手を振ることが出来ました。離れた所にいても心は1つの子どもや教師。三葉ならではの光景だと嬉しく思いました。

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②アンパンマン列車の旅~編

昨日から「明日はアンパンマン♪すご~く楽しみ♪」と言っていた子どもたちと保護者の方たちです。今朝は「9時集合」に遅れることなく😊晴れやかな表情で集まって来ました。お見送りに駆けつけてくれた園長が「ポンタ農園のところで幼稚園の皆と先生たちがお見送りにきてくれますよ~」と話すと「ワ~すごい!ほんとですか?」と大感激でした。

『松山駅を出発!』のベルが鳴りました。古森先生・長曽我部さんそして~なんと!JR四国の方たちが勢ぞろいでお見送りをしてくださったのです。あまりの大勢の駅員さんたちのお見送りに皆、びっくりしてしまい、思わず必死でみんなで手を振り返していました。

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そしていよいよポンタ農園の近くの踏切だと思っていると急に列車のスピードがゆっくり、ゆっくり・・・になってきたのです。ふと見ると・・・「わ~!♪すごい!!幼稚園の皆がいる~いる!!いる!!」大勢です!みんなが手を振ってくれていました。なんとその中にアンパンマンも立っているではありませんか?(T先生が子どもたちと作った段ボール仮面をかぶっていたのです。)もうあまりの感動で胸がいっぱいになってしまいました。

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こうしてアンパンマン列車は、幼稚園の子どもたちと先生たちの心と遠足に向かう子どもたちの夢と期待をますます膨らませながら波方駅に向かって行きました。

アンパンマン列車の中はどこもアンパンマンだらけ!♪アンパンマンの曲を聞きながら写真撮影をしたり、トロッコ列車の風邪を心地よく感じたりしながらの旅となりました。

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波方公園までの距離は約3キロメートル!田んぼのあぜ道を歩きます。親子で手をつないで風を心地よく感じながら楽しく歩いていきました。たくさん歩いた後の手作りのお弁当はまた格別です。

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公園の遊具でも三葉っ子たちはたくましく、頼もしい姿を見せていました。たんぽぽ組さん、年少さんたちでもどんどん上まで階段をのぼったりとちょっと大丈夫かなと思うロープもよじ登ったりゆっくり降りて来たり思い切り身体いっぱい動かして遊んでいました。いっぱい遊んだ後の帰り道も・・・なんだかとても楽しそうに歩いていました。友達同士で手をつないで次々と色々な歌を歌って楽しそうに歩くちゅうリっぷ組さんたち。♪本当に心が和みます。

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そして・・アンパンマン列車での帰り道。思いもよらない嬉しい出来事がありました。なんと!三葉っ子たちと先生たちが帰りも同じ場所にお迎えに来てくれるというのです。富田先生から連絡をもらった後、ポンタ農園が近くなると皆窓にかじりついて今か今かと待っていました。すると・・・・・いました!いました。預かりの子たちと先生たちがまた大勢で迎えてくれています。「おかえりなさい~」「たのしかった?」のお迎えの幕に代わっていてこれまたビックリでした。「ばいきんまんがいる~!!」と年長のMちゃん!が教えてくれました。あっという間にみんなの中にばいきんまんがいることを見つけていたことに又ビックリしました。

本当に三葉幼稚園の「温かい仲間の心」は一つだな~と嬉しくなります。感動です。今日遠足に参加された保護者の方々も温かい人ばかり・・・・。みんなで助け合ったり譲りあったり、仲間として一緒に心から楽しんだ一日となりました。♪JR四国の 方に心から・・感謝です。

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コメント (「アンパンマン列車」①送迎編 岸田亜寿美 ②旅編 吉本多恵子 はコメントを受け付けていません)

2022年11月14日 月曜日

 昨晩のこと。明日に作品展を控え、作品展示の最終確認をしていると年長児のペットボトルのお城が崩れてきているのを園長が見つけ、すぐに修理が始まりました。学年を越えて色々な学年の教師が集まり、『明日は保護者に子ども達の素敵な作品を見てもらいたい!』と一生懸命に準備を進めてきました。

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 そして、今日。教師達の思いが通じたかのような晴天の秋空の下、令和4年度の作品展・バザーが開催されました。今年でコロナ禍での開催は3年目になりますが、コロナの感染者が増加傾向にあることも踏まえ、今年も人数と時間の制限を設けての開催となりました。

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 午前9:00。開門と同時に子ども達が保護者と一緒に笑顔でやってきました。まず始めに子ども達を迎えてくれたのは、正門に飾られたアーチです。先日のブログでも紹介されていましたが、素材は藁とペットボトル、落ち葉やまつぼっくり・・・。捨てられる物を利用したSDGsのアーチです。利用できる物を上手に使う三葉らしさのあるアーチでした。

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そして、すぐ目に飛び込んできたのが、超大作の2メートルを超えるペットボトルのお城、年長の協同作品「夢のお城」です。1階テラスの一角にできた大きなお城に参会の保護者も釘付けで、「これを作るためのペットボトルだったんだ。」「年長さんってすごいねー♪」と感心されていました。年長児達の協力と今までに身に付けてきた技術と創造性等、全ての結晶で完成したお城ですが、このお城を作っている大量のペットボトルは年長児のみならず、年中や年少児等、色々な学年の子ども達が持って来てくれて出来上がったお城でもあったのです。

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子ども達が見てもらいたいのは、やっぱり自分が作ったり描いたりした作品です。お父さんやお母さんの手を引いて作品の所まで連れていくと喜んで作品の説明をして、「上手にできてるね!」「頑張ってるね♪」と褒めてもらって、とても嬉しそうにしていました。そんな親子のやり取りを見て、私達教師もホッと温かい気持ちになりました。

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 子ども達の個人作品と共に、前述の年長児の協同制作「ペットボトルのお城」そして、年中児の「さんさんらんど」は子ども達の遊びの共同作品でした。木材で作った滑り台や廃材で作った遊具や果樹園を見て、「すごいね!」と感心してくださっていました。

 年少児の集合作品「バナナの森にようこそ」は、子ども一人一人が廃材で作った動物がバナナを食べに来ています。自分が作った動物のことを一生懸命に説明しているのを保護者の皆さんが優しい眼差しで聞いてくださっているのが印象的でした。

 プレ年少は「芋づる電車」を作りましたが、そこに一人ひとりが描いた可愛いお顔が乗っているのを見て、「これを作ったって言ってたんだね♪」と子どもの目線になって、作品を一緒に微笑ましく見てくださっていました。

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 園庭では先生達の手作り品が並ぶ「子どものお店」や手作りの芋アイスやみたらし団子が食べられる「喫茶」、調理師さんのお店や後援会のお店で賑わっていました。子どものお店は、子ども達が買い物をしやすい値段の物が多く、子ども達は何円使うかを決めて、自分で計算して買い物を楽しんでいました。

 喫茶では天気が良かったこともあり、午後も大賑わいで芋アイスや手製のみたらし団子は追加する程で、「おいしーい!」「おかわりほしい!」とみんな笑顔で食べていました。

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  コロナ禍3年目の作品展は、子ども達がこれまでに体験してきた『嬉しい!楽しい!できた!』が作品にたくさん表現されていたように思います。こうした「今しかできない、今だからこそできる体験」は、保護者の皆様の理解や協力、子ども達のためにとしてくださる地域の方々のお陰だと感謝しています。本当にありがとうございました。

【作品展・バザーの落とし物】

お心当たりの方は事務所までご連絡ください。

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