幼稚園の日記(ブログ)

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2022年3月19日 土曜日


今日は、伊予銀行さんの「森のあるまちづくり」をすすめる会と共催で今年度卒園生の卒園記念の植樹祭を開催しました。本来は卒園式前の3月13日(日)に行うことにしていましたが、諸事情で延期となり、卒園式を終えた19日の今日、その日を迎えました。先日卒園したばかりの子ども達ですが、遊ぎ場にやってくる制服を着た卒園児の姿は心なしか懐かしく大きく見えました。

 久し(3日)振りに合うクラスの友達に、名前を呼び肩を叩き合う姿や手を振って再会を喜ぶ姿はまさしく「子ども達も教師と同じ思いなんだなぁ」と温かい気持ちになりました。卒園式でもよく話が聞けて園長から沢山褒めてもらった子ども達は、今日も開式の辞の後、伊予銀行の方の挨拶もしっかり顔を上げて目を見て聞く姿に「さすが!すごい!」と改めて子ども達の集中力に驚き、感心しました。

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 開会式が終わって1人ずつ軍手とスコップを配って頂き、軍手に自分で指に1本ずつ丁寧にはめ、子ども達の手には少し大きい軍手をグーパーグーパーして合わせていました。

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 1人1本の植樹は、くま組らいおん組はシャリンバイの木。きりん組ぞう組はさつきの木を植えました。お気付きの方がいらっしゃるかも知れませんが、卒園式の案内状の表紙はクラスによって動物だけでなく、横に添えた花も異なります。記念植樹のクラスによって異なる木の種類を飾った案内状は園長が考えてくれてこだわって作り上げた部分です。

 山に登って自分たちの場所に子どもと保護者で立っていざ、植樹の始まりです!スコップでポットに合わせた大きな穴を掘り、苗を一気に入れる子もいれば、少しずつ掘って入るか確認しながら穴を掘る子など、自分なりにやりやすい方法を考えて植えていました。土のかけ方もそれぞれで、自分らしく伸び伸び成長してきた子ども達の今までの様子が目に浮かぶ瞬間でした。

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 記念樹との記念写真を撮り、伊予銀行さんからのプレゼントを受け取った子ども達に園長が声をかけます。

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 「もう終わりでいいの?」「やりたいことは〜?」と話しかけました。すると「え!いいの!?」とニヤニヤし始める子ども達。「そりゃ、滑り台でしょ〜」と口を揃えて言いました。「今日は特別に!」ということで、さんさんらんどで遊べることになりました。年中児の頃から工事を見守ってきて黄色くてピッカピカの巨大滑り台を滑ることができると知り、大喜び。誰かが滑っているのを見るのも初めてです。朝、卒園児より先に教師がお試して巨大滑り台を滑ってみていました。実は、昨日の雨でローラーが濡れて、滑るとお尻がびしょ濡れになってしまうということで、園長が教師達に大きなタオルをお尻に敷き、滑りながらローラーを拭くということを提案したのでした。先に滑ったことは卒園児には秘密ということで、、、。子ども達はずっと工事の過程を見てきているだけあって喜びはひとしおです。子ども達から笑顔が絶えません。

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 6月ごろには植樹の花も咲き、芝も生えて製作中の新しい遊具も完成するそうです。子ども達が小学校に行ってからも集まる同窓会では完成した「さんさんらんど」で集合できると嬉しいですね。「さんさんらんど」も三葉幼稚園もみんなが遊んで勉強して元気いっぱいの顔を見せてくれるのを待っています。

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