幼稚園の日記(ブログ)

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2021年12月20日 月曜日

2学期最後の日、寒さに負けず元気に遊んでいた子ども達に反して園長がテラスに飾っているフクロウを見ると、冬の支度が出来ていなくてとっても寒そうに見えました。そこで園長が以前に年長児からプレゼントされたマフラーを持ってきて、フクロウの親子の首に巻いてあげました。それでも寒そうと、タオルを帽子にして頭に被せてあげて可愛いフクロウの親子になりました。それに気付いたぞう組のIちゃん、Rちゃん、M先生は、お部屋から布を持ってきてマスクを作りはじめました。「くちばしはここだから口はここかな」とギャザーをつけて、口のところをふんわりとさせて息ができるようにして、あったかくなるようにと考えながら着けていました。ぱんだ組では、「かさこじぞう」の話を読んだ後に、Cちゃん、Rちゃんが「フクロウさんもあったかくなってたよね。着けてあげた人に良いことあるかもね」と話をしていて、子どもの感性にも驚かされました。

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今日は、終園式がありました。園長からは3学期が終わると次の学年になることを見据えて、3学期はみんなが大きい組さんになる準備の期間であることなどを楽しく話してもらいました。泣かないで登園すること、冬休みの間、食べても寝るだけでなく、お父さん、お母さんのお手伝いをすること、早寝早起き朝ごはんを食べることなど規則正しい生活習慣の話などしてもらい、3学期にはちょっとだけ大きくなって元気に登園することを約束しました。

お正月の鏡もちの話も、子ども達はとても興味を持って聞いていました。「うらじろは、表は緑色で裏が白いことからみんなが大人になっておじいちゃん、おばあちゃんになって髪の毛が真っ白になるまで元気に過ごせますようにという意味があること」「幼稚園の鏡もちは、年長さんが植えて収穫をしたもち米で作っていて、世界で一つの鏡もちであること」「おもちはみんなの心を映すもので、ニコニコしている時も怒っている時も鏡はしっかり見ているのでニコニコで幸せでいるように、そしてその幸せが2つあるようにと2つ重なっていること」「鏡もちの上に乗っているのはみかんではなくだいだいといって、みかんよりもレモンよりも酸っぱいんだけどみんなのおじいちゃん、お父さん、子どもが代々続きますようにという願いがあること」など、分かりやすく一つ一つ話してもらいました。聞いたことを忘れないように、部屋に帰って覚えたことを友達と話している子もいました。

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3学期には、かっこいいお兄さん、お姉さんになった子ども達に会えるのが楽しみです。寒い日が続くので風邪を引かないように元気いっぱい楽しい冬休みになりますように!

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