幼稚園の日記(ブログ)

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2021年9月16日 木曜日

いつものトランポリンやアスレチック等の環境以外に、今日は新しい環境がいくつかありました。

一つはフラフープを「ケン ケン パー」と跳んで遊べるように並べてあったのですが、それを見つけたすみれ組のRちゃんとYちゃんは、並んでいるフラフープをとり、いつものように腰で回して遊んでいました。遊び終わるとその場に置いて行ってしまうと、それを見つけた年長さんが「ここに置いて」「ここは2個ね」と言いながら並べ直して跳んでいました。

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昨日、それを友達と「しよう」と約束していたひつじ組のYちゃんは、家から新聞で剣を作って輪にしたのを沢山持ってきて、フラフープの横に並べて「ケン パー」と跳んで見せてくれました。その沢山の輪を見たA先生が、長縄の柱を持ってきて輪投げが始まりました。それを見た年中児も「作りたい」と、新聞で剣を作り、それを輪にして腕にかけて回したり、剣と剣をつないで大きな輪を作り、腰にして回したりしていました。自分達で作った物で遊ぶ。さすがみつばっ子。想像力と工夫する力に驚かされました。

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またトランポリンの横に出ていた跳び箱を見つけたすみれ組の子ども達がすぐに行って跳び箱の上に上がると、そこからマットの上に飛び降りて、楽しんでいました。それを見ていた園長先生が踏み台の代わりにマットとブルーのすのこを持ってきて上がりやすくしてくれました。跳び箱に上がりやすくなり、益々興味を持った子ども達が集まり始めました。そこに「飛べるよ」と言って年長児も入り、上手に足を広げて跳び箱を跳んで見せてくれました。今度は飛び降りる方のマットの半分位の所に白い線を作ってくださると、その白い線を跳び越えようと跳んでいました。また勢いをつけようと跳び前に屈伸をしたり、手を伸ばしたりして準備体操をして跳ぶ子も現れました。跳び方も上手になり、白い線を超えて跳ぶと、先で手を伸ばして待っている園長先生とタッチして、回って帰ってくるようになりました。そこで汗ダラダラの園長先生は、タンブリンを持って来させて、叩いて戻れるようにしてくださいました。子ども達は何度も嬉しそうに叩いていました。何度も跳び降りているうちに目標線の白いテープが剥がれ、新しく黄色いテープの線を3本作り、跳び箱に近い方から1、2、3と番号を打ってもらうと、その番号を目指して跳び、タンブリンを叩くようになりました。子ども達は、「2」「3」と言いながら跳んでいました。多くの子ども達が並び始めると、順番飛ばしも始まり「先生 僕なのに この子が先に行った」と言ったり、横から入ってきた子に「まだだよ」「あそこに並んで」と教えてあげたりしていました。

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一つの遊びの中で遊んでいる子ども自身が達成感、満足感、身体を動かす心地よさ等を味わうだけでなく、同じ事をしている友達と会話し、ルールを守るように注意し合う等、遊びがスムーズに、公平に進むよう工夫し合い、刺激を受け、ルールを学び、譲る心や我慢する事に気付き、育ち合う姿が見られ、見守ることの大切さを教えられました。またその中で数の認識等、沢山の学び合いがあることを感じました。

 

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