幼稚園の日記(ブログ)

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2021年6月6日 日曜日

年度代わりの4・5月に今まで一時預かりを利用していた子たちが幼稚園や保育所に移り、また長期に渡るコロナ禍で少人数の子ども同士のかかわりに物足りなさを感じていたところ園長から

「幼稚園の園庭にある旧図書館を保育室として使えるからこちらで保育してみたらどう?」という提案がありました。年上の園児たちとのかかわりや保育園児との交流も出来、ぴよぴよの子ども達にとっても良い環境なので即日場所を移して新しい生活をスタートさせました。

旧図書館の保育室は昨年度満3歳児が使っていたこともあって程よい広さと木造ならではの温かみのある部屋で移動した日から子ども達は落ち着いた空間で楽しそうに遊んだり食事をしたりしてました。お昼寝も普段と変わらずぐっすり眠っていたのでまずは一安心できました。

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さらに翌日には梅雨入りして暫く雨が続きましたが、そこは豊かな遊びの環境に助けられ、保育室のすぐ下で野菜を切って遊ぶままごとや泥団子作りをしたり、プール室には低年齢児用の滑り台やブランコ・シーソー等の遊具でのびのびと体を動かして遊んだりできて雨の日も楽しい遊びが出来ました。

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DSCN5606ある雨の日、プール室で遊んでいるとA君は透明のトンネルの中に入ってみたところ外からのぞき込む友達の顔の表情が見えるのがとても面白かったのかトントンと内側からトンネルを叩き始めました。すると外側から友達も真似してドンドンと叩き返してきたのでお互いにトントンと叩いては嬉しそうな声を上げながら笑っていました。

 

シーソーを乗ったB君は友達と対面で上がったり下がったりするたびに「ヒュー!ドン、ヒュー・ドン」と楽しさを声に出して表現していました。

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又、窓の外をじーっと見ている子たちは時々強く降る雨の音や水の流れが気になって仕方ないようで屋根から流れ落ちる水の行方を不思議そうに見ながら今の季節ならではの自然を体験していました。

天気の良い日は活気のある幼稚園児が自分たちで考えた運動会をしようと走ったり玉入れをしたり、踊ったりする姿を2階のお部屋のクリアボードの大きな窓から下を覗いては「ばんがれー!ばんがれー!」(頑張れ!)の片言で応援!!時にはお引越しゲームにつられて一緒に踊っているうちに自分たちもノリノリでやってみたくなってついつい邪魔をしてしまう一幕もありますがそこは心温かく先生方が「ぴよぴよさんも上手!」と褒めてくれました。

 

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時には散歩に出かけたり身近にある野菜や果物の収穫に参加させて貰ったりとぴよぴよの小さな集団が我が物顔で自由に遊んでいるのを幼稚園児と先生方が優しい目で見守ってくれて機会ある事に声をかけてくれるので子ども達も沢山の触れ合いと遊びに恵まれて毎日がとても楽しいようです。

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幼稚園に来てから朝さっさと自分で着替えてカバンをもって「さあ!行こう!」と言うようになったHくんや急に語彙が増えて驚くほどおしゃべりするようになったというSくんの保護者の話を聞きやはり成長期の幼児にとって人や物、自然が与える環境の影響力は大きいのだと改めて感じて

います。

そして1歳児から6歳児が共に成長し合えるこの環境をもうしばらく子ども達と楽しんでみたいと思っています。

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