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2021年4月25日 日曜日

 

朝、保育教諭がテラスで遊べる環境を作っていると、早く登園してきた子どもたちが興味を示してガラス戸に顔をくっつけてその様子を“じ~”と見ていました。まだか・まだかと待ち遠しくしていた子どもたちは、戸が開くと急いで出て来ておもちゃを見つけて楽しそうに遊び始めました。

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登園してすぐのIちゃんは少しご機嫌ななめでした。Iちゃんの笑顔になるようにと椅子に並べていた魚のおもちゃと磁石で魚釣りをすることにしました。魚と紐に磁石をつけて釣って見せると「やる~」と言って集中して魚を釣っていました。魚が重すぎたのか持ち上げると魚が落ちてしまい何度も挑戦していましたが、何度やっても落ちてしまいます。悔しかったIちゃんは今度は、手を使って魚を捕っていました。そこで「ゆっくり上げてごらん」と声をかけるとそーっとそーっと持ち上げ、やっと釣ることが出来ました。釣れたことで嬉しくなって、違う種類の魚にも挑戦していました。満足したIちゃんは、いきなり「何がいいですか?」と問いかけてきたので「イカがいいです。」と答えるとイカを狙い始めました。イカが捕れると「どうぞ」と渡してくれました。楽しくなり、次々に「何がいいですか?」「どれにしますか?」と笑顔で釣って渡してくれました。

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それを見ていたS君も魚釣りに参加しました。やっぱり魚が重たく釣り上げることが出来ません。S君は「あれ?」と首をかしげていました。「ゆっくり上げてごらん」と言うと「ゆっくりゆっくり」と言いながら魚を釣って、上手く釣れると「見て」と嬉しそうに見せてくれました。それを見た、ももぐみ・みかんぐみの子どもたちも集まり、手作りの竿を持って遊んでいました。遊ぶことが大好きで色々な事に興味を示す子どもたちは1つの遊びを一工夫するだけで年齢関係なく集まり、夢中になって遊び始めます。異年齢児と交流することで小さい子は大きい子の動きを見て真似をしたり刺激を受けたりして成長していくのだと見ていて楽しくなります。

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