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2021年4月18日 日曜日


新年度がスタートして2週間が過ぎました。もも組に仲間入りした新入園児たちも少しずつ園生活に慣れてきています。親から離れ不安で泣いていた子供たちも、回りに目を向け興味あるものに触れたり、気に入った玩具などで遊ぶ姿が見られるようになってきました。保育教諭たちも、あの手この手を使って子供たちの笑顔を引き出そうと試行錯誤しながらも、毎日いろいろな表情を見せてくれる子供たちとの日々を楽しんでいます。

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この日、いくつか穴を開けたダンボールを保育室に置くと興味を持った子供たちが近づいてきました。保育教諭がボールを穴の中に入れると、穴の中をのぞきこんだり同じようにボールを入れてみたりし始めました。それま泣いていた子も興味を示し、他の子どもたちが遊ぶ様子をじっと見ていたり、保育教諭と一緒にボールを穴に入れてみたりしていました。そして少しずつ保育教諭から離れて、自分でボールを拾いに行き穴に入れようとしていました。時々保育教諭の方を見ては見守られていることを確認すると、安心したようにまた遊び始めます。

そのうちにTくんとKくんが穴の中に車やぬいぐるみも入れ始めました。1つずつ入れては穴から中をのぞきこみ「あ~あ。」とつぶやきこちらに笑顔を向けます。気付けばダンボールの中はボールではなく玩具だらけになっていました。また、ダンボールの上部をおもいきりたたいて出る音をおもしろがっている幼児もいました。ダンボールに穴を開けた時は、ボールを入れて遊ぶことを考えていたのですが、1つの素材から子供たちはいろいろな遊び方を生み出すのだなと改めて気づかされました。

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また、子供たちはシール貼りも大好きです。初めての子は何これ?という表情で指にくっついたシールを眺めていたり、慣れている子は次々に台紙からはがしては貼っていきます。黙々と夢中になって遊ぶのですが、飽きるのも早いのがこの頃の幼児たちです。そこで次は広告紙の登場です。ちぎったり丸めたり、紙の音や感触を確かめているようでした。不安で抱かれている子も、紙がバラバラに散らかっていく様子を見ながら笑顔になっていました。

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まだまだ始まったばかりの新・ひよこ組さんたちがこれからどのように育っていくのか今からとても楽しみです。私たち保育教諭は子供たちに何ができるのか、子供たちにとってより良い保育ができるよう日々考え、私たちもまた、子供たちと共に成長していける存在でありたいと思います。

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