幼稚園の日記(ブログ)

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2021年4月11日 日曜日

満開の桜が散り、若葉の緑が目立つ園庭の隅っこには、雪のように花びらが積もっています。
時々、枝に残っている花が強い風に吹かれて桜吹雪がおこると、両手を広げたり頭に手を当てたりして可愛い歓声が起こります。
そして子供達は、嬉しそうに花びらを集め、手のひらいっぱいにのせて見せます。
保育教諭が「フー」と吹いてみせると、真似をして「フー」「フー」と吹き始めました。
花びらが乗っていない子まで「フー」「フー」としていて、とても可愛らしかったです。
その花びらをナイロン袋に入れると「さくら」「さくら」と言いながら持ち歩いていました。
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そんな可愛いひよこ組の今の大好きな遊び場は、テラスから人工芝を広げ、チューリップの鉢植えで仕切りをした場所です。
チューリップの葉と葉の間にも桜の花びらが溜まっていて、手で摘んで見せてくれました。
シールを貼る様にピタッと手につけると部屋の中では泣いていた新入園児も、にこっと笑いました。

それを見ていた幼稚園児達がいっぱい集めてきて、鉢植えの上に置いてくれました。
古森先生から「子供は自然に近いのよ」とアドバイスを頂き、三葉保育の中に自然との関わりが多く取り入れられ、そこに安心と成長があることを改めて感じました。

チューリップの鉢植えと平行に細長い椅子が出ていて、そこがミニカーのサーキットコースになりました。ちょこんと正座するとちょうどいい高さで並んで車を走らせている姿はとても可愛かったです。
「順番」と言い友達が終わるのを待っている2歳児のS君。
ブロックで作った車を持ってきて走らせているU君。
キリンを走らせいる1歳児のT君。
テープの上に車を並べているY君。
それぞれがひとり遊びだけど、なんとなくの関わりが生まれ、集団遊びに移行しているように思えました。
隣のスペースには、アンパンマンのすべり台が出て来てキューブすべり台とつなげて大きなすべり台にすると、みんな大喜びで何度も繰り返し滑っていました。
Y君は、プランターで育っているいちごに興味津々です。毎日観察に行って赤くなってると「先生、赤」と言って教えてくれます。
この日も行っていて「お部屋に入るのよ」の保育教諭の声掛けを聞くと、もう一度プランターの前まで行って、中腰になって「いちごさん、バイバイ」と手を振っていました。
いつの間にか芽ばえた子供達の優しさに心暖かくなりました。

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春の日差しを浴びて、いっぱい遊んだ後、テラスにテーブルを出して、朝のおやつにオレンジジュースを頂きました。
コップの中に一滴も残すことなく綺麗に飲み干すと、また遊びの始まりです。
次はテーブルを使ってお絵かきです。
明るい場所では、きれいな色が色々使えて明るい絵が出来ていました。
コロナ禍の中で外遊びが増えた今、自然に触れながら今だからこそ楽しめる環境づくりをしていきたいと思います。

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