2020年11月26日 木曜日
今日は、年中4クラスで遊ぎ場の果樹園にみかん狩りに行きました。遊ぎ場に行く道中では、先日行った時は咲いていたキンモクセイの花が無くなっていることに気づいて話しながら、急な坂道を友達と手を取り合って一生懸命登っていきました。坂道を登り終えると、海が見える高台に到着しました。「たくさんのお家があるね!」「遠くに海も見えるね」と子どもたちは大興奮でした。高台から果樹園に降りると、いよいよみかんの収穫です。今までビワやゴーヤなどたくさんの果物や野菜の成長の様子を見てきた子ども達は「緑のみかんはまだ甘くない」と言って「オレンジが美味しいみかん」と話していました。そして、りす組のY君は、ゴーヤや渋柿のように熟したみかんを食べたカラスは遠くの場所に飛んだ後、種の混ざったうんちを落として、そこから新しい芽が出てくるという話をしながら、カラスになりきって果樹園を左右に走り回りながらどうやって種が遠くまで運ばれるのかみんなに実演して見せていました。そんな話をしている途中、工事現場の方が「今日は特別に、工事のショベルカーに乗せてあげる」と声をかけてくださいました。それを聞いた子どもたちは「イェーイ!」とさらに大喜び!そうと分かると「はやくみかんをとろう!」と気合いもバッチリです。みんなで木になっているみかんを収穫しました。収穫したてのみかんを「いい匂い!」と鼻を近づけて匂いをかいでいました。
みかんの収穫が終わると、いよいよショベルカーに乗る時間です。早く乗りたい子どもたちはソワソワしながら友達が乗っている姿を笑顔で見つめていました。ハンドルも触っていいよと言ってもらうと、みんな運転手になったつもりでハンドルを握って動かしていました。運転席が終わると、ショベルカーの先端のすくう所にも乗せてもらい「みて!こんなにたくさん入った!」「温泉みたい!」と、さらに子どもたちの気分も上がり、乗車が終わった子どもたちは直ぐに先端に集まって来ました。今しか出来ない経験をした子どもたちは、工事をしてくれているおじさんに、「ありがとうございました!」と満面の笑みで伝え、遊ぎ場を後にしました。
ひつじ組の子たちが、遊ぎ場を出てしばらくすると、同じく遊ぎ場から帰っているひよこ組さんと出会いました。そこで、よちよち歩いているひよこ組さんの手をひいて幼稚園まで一緒に帰ることにしました。ひよこ組さんの小さな手をしっかり握りながら、歩幅を合わせて歩いているひつじ組の子ども達の姿を見て、成長を感じました。
帰る途中、「どんぐりがあるよ〜」と声をかけてもらっていた常福寺さんに寄って、どんぐりを拾うということでひよこ組さんとバイバイをしました。子どもたちは、直ぐに落ちているどんぐりを拾い始め、割れていないどんぐりを探して拾っていきました。りすぐみのYちゃんは「秀野邸で拾ったどんぐりとは違うね」と大きさや種類の違いにも気付き、色んなどんぐりを袋いっぱいに入れて同じように袋を提げている友達と、とても満足そうにしていました。楽しいことをたくさん経験した子どもたちは、満足そうな笑顔で元気いっぱいでした。これからも今しか出来ないことを子どもたちと楽しんでいきたいと思いました。
今日の給食は、胚芽米、豚のしょうが焼き、大根の煮物、さつまいもとブロッコリーのサラダ、紅まどんなです。
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