幼稚園の日記(ブログ)

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2020年1月10日 金曜日

今日から3学期 久ぶりの登園で涙が出る子もいましたが、ほとんどの子が「おめでとう!」と元気いっぱい挨拶してかけてくる姿が見られました。所持品を片付けると直ぐに外に出てきて、三輪車に乗ったり、砂遊びをしたり、ままごとコーナーでお野菜を包丁で切ったりして、2学期遊んでいた遊びをいつものようにしていました。その中で新しくお正月の遊びが出てくるのを見た年長児達は、昨年したり、家で遊んだりしたことを思い出して遊び始めました。Aちゃんは「一緒にしょう」Bちゃん「うん」、羽子板で羽根を打つけど打ち合いにならない様子を見たK先生が「羽根つきは一人でも出来るんよ」とやって見せてくれました。それを見て同じようにするのに、長く打てず、Aちゃん「あっ!あっちへ飛んでいく」「難しい!」Bちゃんも「うん 難しいね」と言いながらも何度も挑戦していました。

その奥には、こまのコーナーがありました。C君「独楽しようぜ」D君「これでする」と言いながら、回したい独楽を手にすると、ひもを巻き付けていきました。昨年何度もして遊んでいたC君は「こうやって ひも巻くんよ」と手本を見せてくれるのですが、「出来ん」と言って、独楽を反対にして巻いてみるなど、D君なりに試行錯誤をしながら紐を巻いていました。C君も紐をまわしたものの、うまく独楽が回らず、「年中の時は出来たけど、忘れた」と首を傾げていました。そこにC君の担任の先生がきて「独楽も優しさがいるのよ 優しく投げたら」と話してくれました。勘を取り戻すまで、もう少しかも・・・「頑張れ!」と心の中で思いました。

又、たんぽぽ組の前のテラスでは凧作りコーナーがありました。「何しょん?」と興味を持った子ども達がやって来て、「あっ!分かった!凧作りよるんやろ」「作りたい」と言って、新聞紙を持って来て、「どうするん」「どうするん」と尋ねてきました。するとEちゃんが「分かる おしえてあげようか?」と、先に教わって出来るようになった子が教えてあげていました。さすが年長さん達 凧が出来るとすぐに園庭に出て行ってあげていました。この時期にしか味わえない。又、日本古来の伝承的な遊びの意味を大切に、みんなで楽しみ、そして子ども達の心に残していきたいと思います。

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今日は、始園式がありました。全園児がホールに集まりました。園歌を歌い終わると、古森先生からお話がありました。時計には、1から12までの数字があること、月も1月から12月まであること、今年は子年!1番最初で、子、丑、寅、卯、辰、巳、馬、羊、申、酉、戌、亥で、1が子、2が丑・・・・・12が亥。昔は、子の刻、丑の刻と言っていたことを話して下さいました。それと冬休みの間、鏡餅と言うお餅に神様が降りて来て下さり、幼稚園を守って下さったこと、今日からみんなが来たので鏡餅の仕事が終わったこと等話して、みんなの前で鏡餅を割って見せて下さいました。神様が降りて下さったお餅を食べると、今年一年元気で幸せに過ごせること、頑張れることを話してもらって、各クラスに戻ってお餅をみんなで頂きました。子ども達は食べ終わると、「元気になった」「頑張れる」と、園長の話をしっかり覚えていて話してくれました。

3月が終わると、みんな一つづつ上の学年に行きます。そしてこの1月、2月、3月は、あっと言う間に過ぎ去ってしまいます。だからこそ1日1日を大切にし、一人一人が自信をもって、卒園・進級出来るようにしていきたいと思います。

今年もよろしくお願いします。

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