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2017年6月9日 金曜日

「今日はじゃが芋掘り。楽しみ」と言ってバスから降りてきた、ぞう組のA君は「何時になったら行くの?」と心待ちにしていました。じゃが芋掘りに出発するまでの少しの時間でしたが年長組の子ども達は色々なクラスの子が入り混じってリレーを楽しみました。以前よりも走るのが速くなり競争心むき出しで走っていました。

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そうこうしているう内に年少組、年中組のじゃが芋掘りの時間になり少し遅れて出発する年長さんに送られてポンタ農園に向けて出発です。年少さんは年中さんと仲良く手をつないで線路の上では、止まらない約束を守って歩いていきました。あっという間にポンタ農園に着くと畑の管理をしている田中さんと藤岡さんと一緒にヤギのメイちゃんと犬のポンタ君も待ってくれていました。微笑ましい歓迎を受けた子ども達は、じゃが芋畑の周りにある、栗の花、デコポンの木、イチジクの木にも興味津々でした。又、小鳥のさえずりも聞こえ何とも言えない心地良い風景がありました。そして、吉本先生からみんなもお母さんのお腹の中に居たとき、へその緒でつながっていてそこから栄養をもらっていたようにじゃが芋も土の中でお母さん芋と根っこがつながって赤ちゃん芋に栄養をあげていたことを教わりました。楽しそうに話を聞いていた子ども達は、いよいよ自分が掘る番になると両手で掻き分けてどんどん、掘っていきました。土が柔らかくて掘りやすく自分の力で上手に掘りながら次々と出てくるお芋に「あったー」とあちらこちらから声があがっていました。クラスの友達と「見てー」と言って見せ合う姿もありました。

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一方、年長組は、年少組や年中組さんより少し遅れて生石農園に行きました。先週、畑の草ひきもしていたので見通しの良い畑になっていました。そこで、年少組、年中組と同様に土の中でお母さん芋が根っこを通じて赤ちゃん芋に沢山の栄養をあげていたことを聞くと子ども達から質問が出てきました。シワシワになったりブヨブヨになったりしているお母さん芋を見て何故、柔らかくなっているのか、シワシワになっているのか等の質問です。しかし、さすがそこは、三葉の年長児です。お母さん芋は、頑張ってみんなに栄養をあげたから柔らかくなったり、シワシワになったりしたんだと気付いて発言する子もいました。又、らいおん組のH君は、お母さん芋も色水で使った花と同じように土にかえすと他の物の栄養にもなることにも気付いたのです。話を聞いた後は、いよいよ収穫です。自分達が年中の時に植えた玉ねぎとじゃが芋だったので一層、期待も高かったです。ポンタ農園に比べると小さいものが多く数も少なかったのですがそれでも、玉ねぎは、一人4~5個収穫することができました。今までの経験からじゃが芋の掘り方も優しく手で、茎の周りから掘るという約束をしっかり守ることができていました。掘っていく内にじゃが芋が出てくるとあちらこちらで「あったよー」と嬉しそうな声があちこちから聞こえてきました。自分達が植えた畑で愛着もあり小さなじゃが芋が多かったのですがみんな満足そうでした。これからも子ども達と収穫する楽しみだけでなく育てる過程の大変さも経験させていきたいと思います。

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※本日の給食の献立は、胚芽米、野菜のかきあげ、切り干し大根、リンゴ納豆、バナナでした。

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※健康情報・・・伝染病は出ておりません。

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