幼稚園の日記(ブログ)

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2017年3月8日 水曜日

 今日は今年度最後の施設訪問にぱんだ組は歩風里、りす組はケアフル土居田に行きました。9月に初めて施設訪問をし、2月には青コースの剣舞サムライの子ども達がていれぎ荘で踊りをして、今日で3回目の交流会になりました。

 今回はお年寄りと風船バレーをする計画をしていましたが、親子運動会で使った玉入れをしてはという園長の提案から、子ども達は玉入れができることをとても楽しみに新聞紙を丸めてボールを作ったり、言葉や歌や踊りをしたりして準備をしてきました。出発前に、ぱんだ組は園長から話をしてもらいました。「1番大切なことは、みんなの素敵な笑顔で元気をあげること。自分だけが楽しいのではなくて、おじいちゃん、おばあちゃんを楽しませてあげること。ハートがいっぱいになって涙がでたり、また来てねって言ってもらえたりするといいね。」と声を掛けてもらいました。「自分から手を動かせない人がいたらどうする?」と園長から質問されると「自分から手をつなぐ!」とすぐに答えが返ってきて、相手のことを思いやる心が育ってきていることを嬉しく思いました。

 交流会ではお年寄りとエビカニクスやあくしゅでこんにちはを踊ったり、幸せなら手をたたこうの手遊びをしたりしました。そして、玉入れでは青と白の2チームに分かれて競い合いました。子ども達は、玉を入れるのではなくお年寄りに玉を渡すことが役目です。最初に青チームがしたのですが、玉を渡す子ども達が邪魔になってしまいました。一緒に来てくれていた吉本先生から「しゃがんで渡すように。」とヒントをもらうと、次の白チームはすぐに対応することができていました。結果は白チームの勝ちで大盛り上がりでした。最後に歌と手話をして交流会が終わるとお年寄りと握手をし、また来ることを約束して帰りました。

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子ども達は、握手をしている時に泣いている人がいたことや「また来いよ。」と言われたことを嬉しそうに話してくれました。地域のお年寄りとの交流を通して、元気をあげにいくという役目を果たす以外にも自分本位ではなく相手の気持ちを思いやる気持ちを育てて頂いていることを有り難く思います。

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 今日は、今年度の最後の家庭弁当の日でした。特に年長児にとっては幼稚園で最後の家庭弁当です。3年間、毎週お弁当を作ってくれたお母さん、お父さんに感謝の気持ちをもって食べました。お弁当の中にはお母さん、お父さんからの手紙が入っている子もいました。その手紙を読みながら感動で泣き出す子もいて、教師達も一緒に泣いてしまいました。おいしくお弁当を頂いて幸せいっぱいの子ども達の笑顔が素敵でした。

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