幼稚園の日記(ブログ)

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2017年1月14日 土曜日

一時預かりぴよぴよの利用者が2学期末から増え、毎日ほぼ定員いっぱい沢山の方に利用していただいています。月極利用で毎日登園してくる子が半数以上になり1歳から3歳までの子が生活を共にする中で親しみを感じてかかわる姿がみられます。又、担当保育教諭も常時4名が保育にあたり個別に援助できる体制がとれています。

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さて、このところ朝ぐんと気温が下がり寒くなってきましたが、日中天気の良い日は毎日のように午前中は戸外で太陽の下で体を動かすことにしています。ある日、いつも遊んでいる砂場、うさぎ小屋辺りに行こうとテラスに並んで靴を履いているぴよぴよの子ども達に年長のAちゃんが「かわいいー!」と言って近づいてきました。そこで「これから向こうの滑り台のところまで行くんだけど小さい子の手を繋いで連れて行ってくれない?」と頼んでみたところ「うんいいよ、ねえ〇〇ちゃん〇〇ちゃんも手伝って・・・。」と友達を誘ってきてくれました。

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他にも手伝ってくれるという幼稚園児に手を繋いでもらったぴよぴよ組の子ども達はいつもと同じ場所に行くまでなんとなくワクワク楽しそうな雰囲気でした。認定子ども園に移行する前から保育園児と幼稚園児のかかわりはありましたが日常のちょっとした機会に自然に近づき、かかわりが持てるような環境が普段から身近にあることを改めて感じました。そして、行く途中立ち止まる小さい子を優しくあやしながら手を引いてくれる年長児たちが本当に頼もしく思いました。

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ぴよぴよの子ども達はいつも遊んでいる所にたどり着くと「ありがとう。」とお礼を言ってうさぎのエサやりをしたり砂場では砂に松葉を立ててローソクにしたバースデイケーキやごちそう作りをスマイルハウスや小屋の中に持ち込んでいました。

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うさぎのエサやりをしていた子ども達も野菜を手に「うさぎさーん!」と呼んで食べさせていたところ2歳児のМ君がエサ入れの箱を指さして「お芋ちょうだい。」といいました。以前エサ入れの箱に小さなさつま芋があってそれをうさぎが美味しそうに食べた事を覚えていて「うさぎはお芋が好きなんだ。」と思っていたんだと分かり経験したことを2歳児といえど頭に入っている事に、あなどれないなと思いました。

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まだ歩けない1歳児はテラスにマットを敷きポカポカと太陽にあたりながらおもちゃで遊ぶのですが、幼稚園児の活気ある空気に触れながら異年齢児が遊んでいる様子を見るだけでも色々な事を感じ、見て覚えて日々成長していくのだろうと思います。一時預かりを利用している1歳から3歳までの年齢差があることでぴよぴよ組の中でも小さな社会が出来ていてまだ歩けない子の手拭きタオルは2歳3歳の子が手伝って吊るしてくれたり泣いていると傍におもちゃを置いてあげたりと日々違った場面を見ることが出来て子ども達の成長ぶりを感じます。

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単発で来ている子も保護者から「幼稚園で遊ぶのを楽しみにしていたんですよ。」という声を聞くと少しの時間でも楽しんでもらいたいと思い私達が励まされています。

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コメント (「お外は楽しいことがいっぱい」  ぴよぴよ組 日野美雪 はコメントを受け付けていません)