幼稚園の日記(ブログ)

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2016年11月17日 木曜日

作品展を目前にして、木工やわら、廃材遊びに夢中の子どもたちです。今年は、各学年それぞれに展示室が設けられた事もあり赤コース、青コース別又は学年での共同作品も展示できる事になり、子どもたちはテーマに沿って分担、協力しながら作っています。その様子は当日のお楽しみにとっておきます。当日子どもたちがしっかりと説明してくれることと思います。

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さて、きりん組では先日から「秋の幼稚園」をテーマにお部屋の壁面を作り始めました。今までは、壁面を作ると絵を描いて切るなど平面で作っていた子どもたちでしたが、今回は作品展という刺激もあり滑り台や登り棒など次々と出来上がるものは立体的な物ばかりでした。Sくんが「わらを使いたい」と次の日にわらのコーナーで壁面用にわらをなって、縄跳びをしている人を作って貼ると、それを見たAちゃんも次の日に縄をなうことに初めて挑戦し、出来上がると壁面の木にぶら下げて、ブランコにしました。秋にちなんでたくさんの子がどんぐりやイチョウの絵を描いていると、紅葉の歌が思い浮かんだSくんがその歌詞を書いて貼りました。みんなで歌っていましたが、紅葉の葉っぱを実際に見たことのなかったMちゃんが、「もみじってどのはっぱなの?」と疑問に思い、降園前に紅葉を園庭で探してみましたが、ありませんでした。そして、昨日ポンタ農園から帰る道中Cちゃんが紅葉の木を見つけて、落ちている紅葉をみんなで拾って帰りました。その紅葉を壁面に貼っていましたが、今朝枯れてしまっていたので、今日はそれを剥がして、それぞれが紅葉を描き次々と木に貼っていくと少し肌寒くなった教室が赤や黄色の温かい色に染まり素敵な壁面が出来ました。今までは、1日で終わらせてしまっていた壁面作りでしたが、様々な過程を経て、子どもたちのペースで作ることの大切さやその魅力を実感しました。そのことを私自身が作品展を通して学んだと思います。作品展に並ぶどの作品も、決して1日で完成したのではなく、そんな子どもの経験や学びの様々な過程を想像しながら楽しんでいただきたいと思います。
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今日の手作り給食は、さつま芋ご飯、サバの塩焼き、はるさめサラダ、バナナでした。乗馬に行った時に近くの農園の方から頂いたさつま芋のごはんでしたが、その農園の方々は、東北の震災にあわれ移住された方々で、その野菜は一生懸命に育てられたものだと聞きました。大切に掘っているお芋だということを思いながらいただきました。

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