幼稚園の日記(ブログ)

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2016年11月16日 水曜日

とてもいい青空が広がり、温かい今朝は、子ども達が思い思いにままごとコーナーでかぼちゃや蕪を切ったり、サッカーを楽しんだりしていました。10月の末ころから出ている木工にも挑戦している子ども達がいて、トントントンといい音が聞こえています。

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その横で年長児が藁を編んで、縄を作っていました。縄を何本も編んでいる子ども達は、たたいた藁を結び、その結び目を足の指にはさんで、両手でこすってねじり合わせていく作業を上手にしていました。それを見ていた年少児も見よう見真似で、同じようにして編んでいました。年少児でも興味を持つとできることが分りました。

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またその隣では、先日ポンタ農園でいただいた渋柿を教師が皮を剥いていると、それを見た年長児が興味を持ち、し始めました。最初は「どうやってむくん」「こうやったらできるよ」と年長同士で教え合いながら、皮を剥いていました。「これ、なんと言うの」「ピュ―ラー」「ピュ―ラー、貸して」と言って、貸し合い、「出来た。もう一つ」「これ、くさっとん?柔らかいよ」「皮むいだら、手、べチョべチョするから、洗ってくる」と柿の感触を味わっていました。皮をむき終わると、隣で編んでいた藁に柿のへたの小枝を挟んで、吊り下げて、殺菌のため熱湯を通して、風通しのいい所に干しました。この様子を見ていた年中児も柿の皮や藁を集めてくれ、片づけを手伝ってくれました。年中・年少・プレ年少児も「柿」と、干している柿を不思議そうに触れたり、見たりしていました。「甘ーい 甘ーい 干し柿になぁれ」みんなの願いが届きますように。

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そして今日は、さつまいも掘りに年長・年中・年少児が行きました。土の感触を味わいながら、両手で掻き分けて、さつまいもを掘っていくと「あれ?白いお芋が」、よく見るとじゃがいもが出てきました。また、虫達も出てきて、虫の嫌いな子どもは「いや」と言って、手が出ないでいると、古森園長先生が「寒くなったので、虫達は動かないよ」と教えてくれ、掘ることが出来ました。今年のお芋が出来ていなかったため、本日まで延期になったのですが、やはり大きいお芋が出ると「大当たり」と言う程、小さいお芋がほとんどでした。古森園長先生が「お芋が大きくなる頃に雨が降っていないので、育たなかったことや「ポンタ農園の藤岡さん達が一生懸命、水を運んできて、やって下さったけれども、まだまだ足りなくて、大きくなれなかったことを話してくれました。持ち帰ったお芋は園庭にブルーシートを広げ、その上に並べて干した後、子ども達と一緒に小さなお芋・中ぐらいのお芋・割れているお芋等と言いながら、分けて片づけました。収穫が少ないので、大きなお芋はバザーの芋天に、残りは給食のお芋ご飯と焼き芋に出来るかなぁ?何とか工夫してみんなで味わいたいと思います。

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こぼれ話ですが、園庭で遊んでいたプレ年少さんが、落ちている落ち葉を拾って「先が、黄色になっている」と、黄色に色付いていく銀杏の葉に気付いていました。満3歳児でも、毎日自然に触れていると、こんな発見をすることを知りました。

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