幼稚園の日記(ブログ)

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2016年10月11日 火曜日

地方祭を含めた連休明け。子どもたちは、提灯行列に参加したことやお神輿を見たことなど会話を弾ませていて、連休中の楽しい様子が伝わってきました。早速、お神輿の絵を描き始める子もいてお祭りの楽しい体験ができたようです。

 

今朝の園庭にはたくさんの落ち葉がありました。木の下にはもちろんのこと、ひまわり・さくら組のテラスの隅にまで落ち葉があって、風が吹き荒れ、その足跡を残してくれたようです。落ち葉を集めて掃除したいところですが、今日はこの様子を子どもたちに見せたいと教師たちで話し合い、残しておくことにしました。すると、早速さくら組のYくんとTくんが料理を作っているのを見つけました。少し色付いた桜の木の落ち葉を鍋に入れて、野菜のスープを作っているところでした。Y君とT君はまだまだ足りないと落ち葉を探して、園庭の桜の木の傍にある溝にたまっていたたくさんの落ち葉を集めてきました。YくんとTくんは、落ち葉が集まっている場所を知っていたのです。「自然が偶然つくる風や水の流れ、落ち葉の散らばり方などは、人間がまねて作ろうとしてもまったく同じようには作れないから、それを環境として残しておくことが大切。」と園長がいつも口にしている言葉を思い出しました。教師が教えなくとも、子どもたちは自ら自然から学び、知識を貯め込んでいくのです。そのことを気づかせてくれた一場面でした。

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ぱんだ組では先週末にみんなで「まちづくり」をしたことで、必要な廃材を家から持ってくる子が何人もいました。ノージーのひらめき工房の「まちづくり」の番組をヒントにして、壁面に家や人を描いて飾ったり、廃材で車や船、電車を作ったりしていた子どもたちでしたが、今日は段ボールに道路や線路を描いて立体的な街づくりを始めました。立体的に作るためには一人の力ではなかなかできません。友達と考えを出し合って協力して作っていました。運動会の踊りの隊形移動や団体競技を経験し、クラスの絆が深まっていることを感じることができました。

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きりん組はケアフル土居田、らいおん組は歩風里のお年寄りとの交流訪問をしました。運動会でたくさんの拍手をもらった年長児たちは自信満々の様子で人間ブロックや四国総踊りを披露し、触れ合い遊びや子どもたちが考えて作ったゲームをして、お年寄りも大変喜んで下さいました。今回の訪問でも、しっかりと元気をあげることができたきりん組とらいおん組でした。

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