幼稚園の日記(ブログ)

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2016年9月10日 土曜日

今年の中秋の名月は9月15日です。それに先立って、今回のフリースクールのテーマは「お月見ってなーに?~お月見団子を作って食べよう~」です。今回は80家庭、227名の方が参加して下さいました。

毎回恒例となっている先生たちの劇は、「お月見の由来」についての劇でした。昔、芋が主食だった頃に人々は里芋をお供えして豊作を祈っていたそうです。時代が進むにつれて、主食は米となりお団子をお供えするようになりました。お供え物が芋から団子へと変わり、豊作を祈ったり感謝したりするお月見の由来を子どもたちは真剣に見ていました。お月見の日にはお団子がなくなっていると喜ばれるというシーンでは、子どもたちも劇に参加して、こっそりお団子をもらっていくというおもしろい場面もありました。

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劇の後はお月見団子作りのスタートです。まずは、お団子作りの上手な神岡先生の弟子の上田先生が説明に合わせて団子を作っていきました。説明の後、グループの友達やお父さん、お母さんと協力してのお団子作りが始まりました。混ぜる場面ではお父さんが大活躍してくれて、あちらこちらから「頑張れ!頑張れ!」と応援する声が聞かれました。お団子を丸める場面では、泥団子作り名人の三葉っ子たちの出番です。丸々できれいなお団子をグループで80個作りました。お団子が出来上がるまでは、お父さんやお母さんとわくわくランドに探検に行ったり、陽が沈んだ園庭で大きなスクリーンに映された「かぐや姫」の映画を見たりして楽しみました。

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そして、いよいよみんなが楽しみにしていたお団子の出来上がりです。しかし、今日はお団子だけではありません。園長の手作りのいもたきまで食べることができました。いもたきの中には、里芋・人参・玉ねぎ・鶏肉・厚揚げ・ごぼう・こんにゃく・大根・ねぎが入った具沢山で、大人も子どもも喜んで何度もおかわりをしていました。

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フリースクールに初めて参加されたたんぽぽ組のKくんのお母さんは、「みんなでこうやって外で食事をすることがないので、今日はとても良い体験ができました。」と喜んで下さいました。今日の月は半月でしたが、15日にはきれいなお月様を見ながら、今回覚えたお団子を作って家族でお月見を楽しんでもらいたいなと願う教師たちでした。

 

【お月見団子の作り方 80個分】

用意する物

・団子粉2袋 ・豆腐1丁 ・小麦粉3/4カップ ・砂糖1カップ ・塩少々

①材料をボウルに入れて混ぜる

②豆腐を手でつぶして混ぜる

③こねてまとまったら、1/4にわける

④1/4のかたまりから20個のだんごを作り、全部で80個作る

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