幼稚園の日記(ブログ)

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2016年5月30日 月曜日

今日は、朝から浸し染めが大人気でした。浸し染めでは、自分の好きな色をつけて、色と色が合わさったところが違う色になることを楽しんだり、園長先生に教わりながら、筍の皮で編んだかごの中にカップを入れて、花を飾ったり、筍の皮で団扇を作ったりしていました。また、浸し染めをした紙で髪留めを作って、髪に飾ったりしていました。髪留めをしてもらった子どもたちは「せんせい、みて」ととてもいい笑顔で見せてくれました。それに負けまいと「ぼくのも、みて」と男の子も作った髪留めで、前髪をくくって、かわいい姿を見せてくれました。これからも色の不思議やそれで作った物などで楽しんでいきたいと思います。

たんぽぽ組に6月1日から入園予定のA君が、お母様と一緒に遊びに来てくれました。初めて乗ったバスに、わくわく・ドキドキしながら窓の外を見ては「ここ、しっとる」といっていました。園に着くとちょっぴりたくさんの友達に驚きながらも、たんぽぽの部屋に来ると、家で遊んでいたブロックを見つけて、遊び始めました。長くつないだブロックの上に動物たちを乗せて、「せんせい、みて」と見せているところに帰ってきたB 君が帽子を片付けると、すぐにブロックを持ってA君が作ったブロックの端につないでくれました。その様子は、とてもほほえましく思いました。満3歳児が、新しい友達がしているのを見て、自残に手を添えてかかわろうとする様子を見ることができ、その発達の姿に感動しました。また、外から帰ってきたCちゃんが、スタンプ遊びをしたのを見せてくれました。それを見た子どもたちは、「せんせい、したい」「おそとにいきたい」と言い、たんぽぽ組全員で外に行き、スタンプ遊びを楽しみました。同じブロックでも穴が6個ある側で押すと、紙に穴が6個できたり、ブロックの反対側で押すと長い四角ができたりして、いろいろな形があることに気付いて楽しんでいました。同じ色で同じ形をずっと押している子、いろいろな色や形を「かして」と言って、借りて押している子、同じ形をきれいに並べて押している子、何度も同じところに重ねて押している子など、それぞれ思い思いにスタンプ遊びを楽しんでいました。

押した紙を紐につるした後、子どもたちは横の亀を見ていました。するとD君が餌のかわりにか、手に砂をもって亀にかけてしまいました。それを見ていたE子ちゃんも砂を入れてしまいました。「砂をかけられたら、どう?」という教師の声に、自分たちがしてしまったことに気付いた子どもたち、「かめさんとかめさんのお家をきれいにしょう!」と、教師と一緒に水道のところまで運び、亀を出して、家を洗いました。その様子をじっと見ていた子どもたちは亀さんの甲羅を触りながら、「ごめんなさい」と謝っていました。一緒に触ったA君は、「堅かった」と教えてくれました。生き物に対して優しく接する心を大切に育てていきたいと思いました。

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