幼稚園の日記(ブログ)

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2016年1月21日 木曜日

今日、年長児の卒園記念DVD収録がありました。朝のバスでもそのことが話題になり、大きくなったら何になるか言い合っていました。そして、それを聞いていた年中組のA君が「年長さんが卒園したら僕たちが年長になるんよね。」と言うとすかさずI君が「小さい友達がきたらお世話してあげんといかんのよ。」Yちゃんが「年長さんみたいにかっこよくなる。」と胸を張る姿が見られました。

バスが到着すると、すでに年中組の先生たちの撮影が始まっていました。それを見たYちゃんは「わぁー!緊張する!」と声をあげました。そしてお部屋では服装の点検をして身だしなみを整えて準備万端で緊張した面持ちでスタンバイし、収録が始まりました。

詳しくはお楽しみですが、園歌や手話、言葉、歌など撮影をしましたが、言葉のところではなかなかみんなで言うところがそろわずやり直しが続き、子ども達の中にはそろそろ集中力が切れ始める子の姿もみられ始めました。「教師の合図の仕方や位置が悪いのかもしれない。」と副園長が気付いてくれ「自分たちでタイミングとれるかな。心の中で1,2って数えれるよね。」と言われると大きくうなずいた子ども達は自分たちでタイミングを計って上手に合わすことができていました。さすがです。他にも急きょ手話の歌を変更したのですがそれにもすぐに対応する事ができる子ども達に教師たちはうなるばかりでした。

全体での撮影が終わってからは各クラス大きくなったら何になりたいかを一人ひとり言って収録していきました。大きなカメラの前で、緊張している様子はありませんが、大きな声でそれぞれが「警察官」「サッカー選手」「〇〇屋さん」と人気の職業をあげる中、「ピアニスト」「絵描きさん」「スポーツチャンバラの先生」と自分が興味を持ってかかわっている職業もでてきていました。お父さんがジュース屋さんだから「ジュース屋さん」と家の職業を意識している子もいて面白いなと思いました。そんな中、「幼稚園の先生」と言ってくれる子もいて嬉しく思いました。中には迷っている子もいて副園長は「今まだなりたいものが決まっていなくていいんだよ。途中で変わっても良いんだよ。」と言って自分の夢が変わっていった人の話をしてくれました。その話を子ども達は目をキラキラさせながら聞いていました。今日の子ども達がこれからそのように成長していってくれるか、一層楽しみになりました。

これから卒園まで一日一日を大切にしていきたいと思います。

 

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