幼稚園の日記(ブログ)

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2015年11月5日 木曜日

先日、さつまいも掘りの下見に行ったとき、ぱんだ組はポン太農園の藤岡さんと田中さんにコスモスをもらって帰ってきました。枯れた花を取ったり、茎を切ったりなんとか花が長持ちするように世話してきましたが、だんだん元気がなくなってきました。片付けようかなと思っていたのですが、よく見ると黒い種ができていることに気付きました。毎朝、子どもたちが観察して「種ができてるよ!」と教えてくれます。「この種を全部まいたら幼稚園がコスモス畑になるね!」と話すと子どもたちの目はキラキラ!「植えたい!!」とそわそわする子どもたちですが、「来年、ぱんだ組さんが年長さんになったら種をまこうね。」と約束しました。お米や、ヒマワリ、コスモス…一粒万倍とは言いますが植物の生命力ってすごいなと思います。また、この命が続いていく不思議さを子どもたちも感じることができたらいいなと思います。

今日は小雨がぱらぱら降ったり止んだり・・・なかなか思いっきり遊べない天候でした。一方、室内はどのクラスも廃材遊びが盛んに行われていました。年長さんのクラスは大きな箱もダイナミックに使いながら、細かいところにまでこだわって作りこむ姿が見られました。ぱんだ組のYちゃんは作品展に向けて先日からロボットを作っていました。足を付けたいとヤクルトのカップを付けていましたが、立たせることができません。「先生、立たん。」「どうしたらいいん?」と言いながら悪戦苦闘。困っているYちゃんを誘って年長さんに相談しに行くことにしました。Yちゃんが「らいおんさんに聞きに行く。」と言ってお部屋に入るとすぐに「どうしたの?」と年長さんが集まってくれました。「立たせたいのに、倒れてしまう。」とYちゃんが言うとらいおん組のUくんやKくんが「太いのを1本付け足したらいいんじゃない?」「ななめに2本支えるのをつけたらいいんよ。」「このくっついてるカップをもう少し端に離してつけんと!」・・・とたくさんアドバイスをくれました。Kくんは「東京タワーだって2本じゃ立たんやろ?やけんもう1個いるよ!」と教えてくれました。稲刈りで見た稲木の話をしてくれるKくんをYちゃんたちは真剣な表情で見ていました。お礼を言って部屋に帰るとすぐに廃材箱をのぞいて部品を探すYちゃんと、年長さんの作品に刺激を受けた子どもたちが、ああでもない、こうでもないと話しながら廃材遊びを楽しむ姿がありました。

今日はくま組の子どもたちが味生第二小学校にフェスティバルに行きました。小学校に行くということで「緊張する…。」とドキドキしていた子どもたちでしたが、小学校のお兄さんお姉さんと先生に暖かく迎えられホッとしたようで、そこからはさすが三葉っ子!「お友だちと固まってどうする・・・?と迷っていたら時間がもったいないよ。」と聞き、それぞれ散らばって好きなコーナーに行く姿が見られました。自分で説明を聞き、わからないことは自分で質問し、他の幼稚園の子どもにも自分から話しかけるくま組さん。どの子もたくさんお土産をもって帰ってきました。そして、帰ってきてから、全クラスにお土産をわけっこして楽しかった話を教えてくれました。やっぱり年長さんって優しいな、素敵だなと思う1日でした。

今日の給食は「さつまいもごはん・豆腐ハンバーグ・かぼちゃサラダ・玉子スープ・みかん」でした。おいしく頂きました。

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