幼稚園の日記(ブログ)

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2015年5月18日 月曜日

幼稚園の花壇やプランター・畑には、四季それぞれの花や野菜・果物が植えてあります。ぴよぴよの子ども達は、時々、テラスにマットを敷き、ままごとやブロックをして遊んでいます。テラスは、広くて解放的なので、ブロックで電車を作ると、マットから出て広いテラスや柱の周りを走らせたりベンチを机がわりにして遊んだりしています。

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この日は近くで、幼稚園のお兄さんやお姉さんがプランターのイチゴを見ているのを目ざとく見つけたAくんは、すぐにイチゴを触ろうと手を伸ばしました。赤く大きいイチゴがたくさんなっていて、保育士が近付くと指を差して「あっあっ」と訴えました。そこで「イチゴよ」と言った後、みんなのイチゴだから触ったりちぎったりしないことや赤くなったら、みんなでわけて食べることを話しました。幼いながらも静かに聞いていましたが、その後、Bくんは、ままごとのポットを持ってくるとイチゴの上に傾けて水を注ぐ真似をし始め、その発想に驚かされました。それを見ていた副園長が「ジョーロを持ってきてあげたら?」とアドバイスしてくれたので、ジョーロを持ってきて一緒に水やりをすると、とても嬉しそうでした。幼稚園では、イチゴやびわなど果物が実ると全園児で分けて食べるのですが、そんなわけで、今日はぴよぴよも分けてもらうことになりました。小さく小さく切って、みんなで分けたイチゴをみんな口を大きくあけてもらうのを待っていて、美味しそうに食べていました。身近に、いろいろな植物の生長が見られる環境があることはすばらしいと思いました。畑には、じゃがいもも植えているので、6月には、みんなで掘って楽しみたいと思います。


絵本が大好きなぴよぴよの子ども達は、お気に入りの絵本を持ってくるといつも保育士が絵本を読んでいる場所の窓の下の壁の前に座ります。そして、絵本を背中に隠すと「シッシッシッ」と言って人差し指を口元に当てた後、隠した絵本をあけてページをめくり始めます。1人が見ていると次から次へと絵本を持って来て窓の下の壁には、絵本を見ている子で横一列いっぱいになります。Cくんは、『とんとんとん こんにちは』の絵本が好きでドアをノックしながら「とんとんとん」と言ってページをめくっていました。すると、隣で他の絵本を見ていたDくんやEちゃんものぞき込むと一緒になって「とんとんとん」とドアをノックして楽しんでいました。2歳児が加わると絵本を読む前の「おはなしおはなしパチパチパチパチ嬉しい話楽しい話シッシッシッシッ静かに聞きましょう」の手遊びも上手にしています。また、Fちゃんは、絵本の向きもみんなが見えるように向けながら絵を見て簡単な言葉をしゃべると「おしまい」とページを閉じて「ありがとうございました」と1人二役を演じていました。幼児達は、保育士の言葉や動きを見てすぐに真似ています。まだ、言葉もおぼつかない子ども達ですが、毎日繰り返し経験していくうちに、いろいろな言葉や知恵を頭に蓄えていくのだと楽しみです。

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