幼稚園の日記(ブログ)

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2014年10月20日 月曜日

今日のお天気は暑くも寒くもない心地よい一日でした。朝からそれぞれのコーナーには教師が一緒に入って遊びを盛り上げたり、色々な学年の子どもが入りまじって遊んだりする姿が至る所で見られ、どこにいても楽しそうな子ども達の笑い声が響いていました。

 

今日から出した脱穀やもみすりをするコーナーではすり鉢に入れたお米を野球ボールでこすってモミをはがしては「ふーっ」と息を吹きかけてもみ殻を飛ばす作業を楽しんでしていました。土曜日にフリースクールで玄米について学んだ子ども達の中には時折、白いお米より茶色い玄米の方が栄養があることを話しては玄米を手に取ってじっくり見て続きをする姿が見られていました。

 

そんな遊びの中でひときわ盛り上がっていたのはリレーと鼓笛隊ごっこでした。リレーは年中組の教師が誘って4クラスで手をつなぎ年中のほぼ全員が参加してやる気満々、自分の順番を待って力いっぱい走っていました。そしてクラス対抗の結果りす組が一番にゴールして惜しくも2,3,4位となったクラスは「悔しい?!!」「もう一回したい!。」と本気で勝敗を気にして悔しがっていました。

 

又、片づけの前に色々な曲をかけて踊りを楽しんでいた子ども達から「今日は鼓笛隊の曲をかけて!」という声が上がりました。そして廃材や新聞紙などで作った楽器や旗をもって鼓笛隊ごっこが始まると、ひよこ組の子ども達も自分が作った物を嬉しそうにもって並びました。実は運動会後ひよこ組は年長さんの鼓笛隊にすっかりはまってしまったようで太鼓や指揮棒など自分たちが作りたいものを作って年長さんを真似て遊んでいました。

 

その中に年長さんのかぶっていた帽子作った子がいて自分で青い箱を探してそれを帽子のつばにして大きく前に飛び出した面白い帽子が出来ました。そして今日初めてその帽子や旗や楽器たちが日の目をみることになったのです。ところがそれだけでは終わらずふと自分に何もないことに気付いたひよこ組のS君はすぐに部屋に戻りラップの芯に白いお椀を張り付けてそれをもって部屋から駆け出してきました。「S君いつの間に作ったのーすごい?」と言うと得意げに口元に付けてラッパを吹く真似をして見せてくれました。満3歳児が鼓笛隊ごっこに加わって楽しんでいる姿に驚き、またさらに感動した出来事でした。

リレーも鼓笛隊も運動会で見た年長さんの凛々しい姿が目に焼き付き心に残っているようでやっぱり「あこがれの年長さん」はどの学年の子ども達にも影響を与えています。

今日の給食は野菜のたっぷり入った豚汁、キャベツの甘酢和え、黒糖パン、バナナでした。沢山あった豚汁のおかわりはすぐになくなりました。

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