幼稚園の日記(ブログ)

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2014年5月23日 金曜日

 今日も、いいお天気で登園して来た子ども達は片付けを終えると裸足になって戸外を走り回っていました。

 野菜のスタンプコーナーでは、年少の子ども達が「やるー」と言って気に入った野菜やブロックを取ると想い想いの形に押してスタンプ遊びを楽しんでいました。プリンカップで丸を作り、その中に大根で丸を押すと「綿毛」と言って押していたH君は、ますます楽しくなり、一枚できると「これは、ボーリング」「これは、花火」と言って一つ一つ教えてくれました。Yちゃんは、「大根」「にんじん」ち野菜の名前を言いながら押していました。丸の上に長い形を押すとうさぎになることに気付き耳になる野菜をかえてたくさんのうさぎを作りました。できあがると教師のすることを見ていたのか、洗濯ばさみで上手にはさんで乾かしていました。そんな子ども達の姿を見てとても感動しました。

      

 たんぽぽ組では、みんなで廃材遊びをしました。「これは、僕が持ってきたー」と口々に言いながら自分の使いたい廃材を見つけて組み合わせていました。セロハンテープがあちこちにくっついてぐちゃぐちゃになり、何度もやり直したり作品が壊れるとすぐに直したりと気持ちを込めて一生懸命作る姿を見てとても嬉しくなりました。鉄砲を作ったHちゃんは、「バンバーン」と打つ真似をして見せてくれ、マラカスを作ったYちゃんは、「振ってみて」と言って私が振ると「鳴ったー!」と喜んでくれました。身近な物で、子ども達のイメージした物が作れるということは、とてもすごいことだなと改めて思いました。昼食が終わった後は、発砲スチロールのお茶碗を洗いました。洗ったお茶碗も使ってまた廃材遊びをしたいと思います。

         

 今日は、青コースの年少とひよこ組と赤コースの年長組が遊ぎ場へ遊びに行きました。ひよこ組の子ども達は、行くのが2回目なので「築山」という名前を覚えていて「つき山行く」と言って走って行く姿がありました。築山、天空の城など、お度もたちが好きな遊具があるのでまた子ども達と遊びに行きたいと思います。

         

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コメント (「廃材で作ったよ!」 たんぽぽ組 中矢麻衣 はコメントを受け付けていません)

2014年5月22日 木曜日

今日の手作り給食で使う“そらまめ”を子ども達が皮を剥きました。皮を剥きながら、「あっ!皮の中フカフカしとるよ?。」「なんで、フカフカしとるんやろ?。」と話していると、らいおん組のK君が、「落ちた時に、ケガせんためかなぁ?。それとも、寒い時に育つけん、風邪ひいたらいかんけんフカフカの布団に包まれとんかなぁ?。」と楽しそうに話していました。

そこに、様子を見に来てくれた副園長が、近くにいたくじら組のM君とH君に「どうしてそらまめっていうか知ってる?」と聞くとM君が「空に向かって伸びるから!!」と答えました。そして、皮の内側のフカフカに気付くと、「この布団しめっとる。ここに栄養があるんかなぁ?。」と言って、豆と皮が繋がっていることにも気付いていました。また、H君は、「カイワレを育てた時に、底に敷いていた脱脂綿もフカフカだったことや、湿らせたことを思い出し「一緒やね。」と経験したことが繋がっていることに感心していました。そうしているうちに、戸外で遊んでいた子ども達も副園長が話してくれるということで、みんな集まってきました。


食べられないけど、砂場の藤にも豆ができることや、さやえんどう、グリンピースなども豆であること。これらは、重くなったら、下がっていくけど、“そらまめ”は、実が上に向かって大きくなるから“そらまめ”ということ、「お父さんは、自分の部屋はある?」と聞くと「ある?。」の声にそんなふうに、豆にもケンカやケガしないように1つ1つお部屋があって、豆と家がきちんと繋がっていること。みんなもお母さんのお腹にいた時におへそとおへそで繋がっていて、栄養ををもらっていたことなど、副園長の話をとっても真剣に聞いていました。そして、1つ皮を剥いて、子ども達に見せてくれ、豆が皮に全部繋がっていて、「これは、年中さんがしたくっつきむしくっつけみたいだね。」と言うと「ほんとだぁ?。」と年中さんもうなずいていました。自分たちが経験してきたことが、次々生活に…食育に繋がる話は子ども達にとって、とても分かりやすく、楽しんで聞いていました。
おいしく調理された“そらまめ”を子ども達は「おいし?」と言ってたくさんおかわりして食べていました。らいおん組の子ども達は、明日が手作り給食の日なのでそらまめが食べられることを、とっても楽しみにしながら帰っていきました。

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コメント (「どうして…そらまめっていうのかなぁ?」      らいおん組 水木 良美 はコメントを受け付けていません)

2014年5月21日 水曜日

 今日は、年中4クラスとひよこ組で屋外遊ぎ場に散歩に行きました。出発する前に、副園長から園外に出るにあたっての注意事項を話してもらいました。一つは、車は「止まって」と言って飛び出してもすぐには止まってくれないからみんながよけるということ。“遠足”とは遠いところに自分の足で歩いていくことなので、自分で鞄と水筒を持ってしっかり歩いて行こうねということ。一人で行くのではなくみんなで行くので、間をあけずしっかり友達についていくということ。これらのことを約束して「いってきます」と言って出発しました。他のクラスの友達と手を繋いで行くのを喜び、前の友達について行こうと一生懸命歩く姿がみられました。

 屋外遊ぎ場では、鞄と水筒を置くと築山と天空の城に分かれて遊びました。築山では、みんな裸足になって寝転がったり、滑ったりしてはしゃいでいました。天空の城では、きちんと階段を登る時から順番を守って並んで三人ずつで滑り台を滑りました。いっぱい遊んでお腹がすいた頃、みんなでブルーシートに座ってお弁当を食べました。友達と弁当の中身を見せ合いながら楽しく食べることができました。

 昼からは、今年初めて外に避難する訓練をしました。まず、副園長から放送で避難の仕方を教わりました。地震がくるという合図の“10、9、8、7・・・”という放送が流れたら、頭を守るための黄色の帽子を被って机の下に隠れる。隠れる時には、地震の揺れで机が動いてしまわないように脚をしっかりつかんでおく。すぐに慌てて外に出ないで揺れがおさまるまでそのまま待つこと。そして教師の指示を聞いて避難するが足を守るために上靴を履いて逃げる。もし部屋にいる時に机がなかったら、部屋の中央に集まってカメさんになって揺れが終わるまで待つ。トイレの中は安全なので教師がくるまでじっと待っておく等の大切な話を聞いた後、実際にやってみました。子ども達はよく放送を聞いていて、聞いたことをしっかり守って避難することができていました。今日の訓練は誰も泣かないで約束を守って動くことができ、驚きました。身を守るための訓練を大切にしていきたいと思いました。

 こあら組さんは、新しくでていた“ダイシングサント”という砂に興味を持ち、楽しく遊んでいました。お母さん方もこあら保育に参加して下さって楽しい保育ができ嬉しく思います。

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コメント (「屋外遊ぎ場に行ったよ!」  ぱんだ組 上田有沙   はコメントを受け付けていません)

2014年5月20日 火曜日

土曜日に親子運動会が終わり、楽しかった活動の余韻を感じながら園庭でかけっこ競争やリレーをする子ども達の元気な姿が見られました。 そして今週から少しずつ新しい遊びの環境も出していこうということで門を入ってすぐのテント下には叩き染めのコーナーを準備しました。

子ども達が遊び始めると「トン・トン・トン」と木づちや金づちの心地良い音が響き渡り、遊び方を知った年少児も自分の好きな色の花びらや葉を布に並べ半分に折ってはさんで上から叩くと花の色や葉の形がそのまま浮き出てくるのを楽しんでいました。

又、さくら組前のテント下には「こすりだし」という遊びを副園長がして見せてくれました。落ちていたびわの葉を何かに使えるかな?と紙の下に敷き紙の上から軽くパステルでこするとびわの葉の形や葉脈がくっきりと写し出されました。子ども達はそれを切り取って別の紙に貼って面白い模様や動物の顔にしていました。葉の形を綺麗に写すには薄手の紙と柔らかいパステルが適していて短くなったパステルを横にして優しくこするとみるみるうちにびわの葉の葉脈が浮き出ていました。

副園長がして見せてくれた葉の形をみてイメージが広がってきたりす組のA君はダンゴムシに見えたようでした。お部屋に飾ると今日はしなかった子どもから「明日はやってみよう!」と言う声が聞こえてきました。身近なところからちょっとした遊びのヒントを出すと教師の想像を超えて次々と作る年長児の姿に教師は「すごーい。」と感心するばかりでした。子ども達の無限に広がるイメージは教師の想像をはるかに超えてもっともっと楽しい活動へと発展していきます。子ども達に私たちが教えるのではなく子ども達が自分で広げて行く力が育っている事が本当に嬉しいと思いました。

そうした遊びの横では年長児が昨年より一週間早く色づいたびわの実に袋を作ってかけてくれていました。新聞紙、広告紙何でも使って袋にして踏み台に上がって付けていきました。大事そうに袋をかけて「カラスから守ろう!」と張り切っていました。

今日、こあら組ではダンシングサンドという不思議な砂のおもちゃで遊びました。お楽しみのおやつはあん団子でした。

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コメント (「楽しい遊びをみつけたよ!」 ひまわり組 日野美雪 はコメントを受け付けていません)

2014年5月18日 日曜日

 1歳児も入園して約1カ月半が経ち、園生活にも少しずつ慣れてきて

自分から遊ぶ姿が見られるようになりました。

戸外へ出ると幼稚園のお兄さんお姉さんが裸足になって活発に遊んでいる様子を見て、

ぴよぴよの幼児達も刺激を受けて三輪車に乗ったり砂場で遊んだり動きが活発になってきました。

1歳のAくんは靴を履いて戸外に出ると、園庭の真ん中に置いてあるファンタジースペースの所へ行き、

さっそくトンネルを潜り始めました。Bくんが「ばあ」と顔を覗かせると、目が合い楽しそうに笑っていました。

Cくんはお友達が遊んでいても側で見ているだけでしたが「ここまでおいでー」と声をかけると、

友達がファンタジースペースのトンネルを潜っている姿を見て同じようにハイハイしながらトンネルの中に

入っていきました。1度入ってみると少し興味が湧いたのか、次は自分から中を覗き込みそっと入っていきました。

そしてトンネルの中までハイハイし行き、途中で座り込み外の様子を眺める姿が見られました。

室内でもトンネルのスペースを作ると、ソフトボールをしっかりと手で握り一生懸命ハイハイして

中を潜り抜けていきました。

 そして大好きな給食の時間になると、2歳児は自分でロッカーの中から給食セットを持って

席に座って配膳を待っています。月曜日のメニューはポトフでした。初めはスプーンで野菜を食べていた

2歳児のDちゃんが、「パンつけつけしたら美味しいよ!」と言ってポトフのスープの中にパンをつけて

パクッと口の中に入れました。すると、同じ机で食べていた幼児も次々にパンをスープにつけて

食べ始めました。そしてパンが大きすぎて口に入らないことに気付くと、今度は小さくパンをちぎって

スープにつけました。「美味しいねえ。」と顔を見合わせながらたちまち完食しました。1歳児も

両手でしっかりとお皿を持ち、ポトフのスープを最後まできれいに食べていました。幼児達は

毎日の生活の中で様々な気付きや発見をして、生きる力を身に付けていくのだとここでも感動したのでした。

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コメント (「こんなこともできるようになったよ」  ぴよぴよ  山岡愛悠 はコメントを受け付けていません)

2014年5月18日 日曜日

今週は雨も降り続いたことで、子どもたちから「てるてる坊主をお家で作ったよ!」という声がたくさん聞かれました。そのおかげもあってか、今日は気持ちのいい五月晴れでした。午後からは元気な三葉っこパワーに負けじとおひさまパワー全開!!初夏のような暑さでした。

 

「1・2・3・4・GO?!!」の大きな掛け声で入場してお引越しゲームが始まりました。おひっこしゲーム、実は昨日から移動方法を変えたのです!三角帽子、ポンポン、手袋といろんな色の道具を身に着けた教師を目標に放送を聞いて自分たちで考えて動くのです。昨日から始めたとは思えないほどの盛り上がりで今年の親子運動会の始まりです。

5月15日は三葉幼稚園の43回目の創立記念日でした。第一回後援会会長の竹ノ内さんや卒園生の先生たちに話を聞いたり、当時の写真を紹介して、歴史を振り返ったりしました。今ではこんなに大勢の三葉幼稚園児たちが通園していますが、最初は8人だったと聞いて保護者の方からも「へぇ?」という声が聞かれました。

年少さんは入園して1か月と1週間が経ち、初めての行事でしたがにこにこ笑顔がたくさん見られました。中には、お母さんとの参加で涙が出た子どももいましたが大好きなお父さんお母さんと一緒におどったり、走ったりするうちにみんな、いつにもましてかわいい笑顔になりました。

年少さん、ひよこさん、ぴよぴよちゃんの「ここまでおいで」、子どもたちに負けてしまったお父さん、お母さんいませんか?同時にゴールして子どもたちが胸に飛び込んでくる表情が見れなかったお父さんお母さんいませんか?「ここまでおいで」には「お父さんお母さんが子どもと本気で向き合って本気で付き合う」という教育的な意図が」あります。子どもだからと言って手を抜かず、全力で走るのです。倍くらいの距離をとって追い抜かし子どもたちが飛び込んでくる表情を見てみてください。きっと目をキラキラと輝かせてかわいい笑顔なはずです。今日できなかったお父さんお母さん、ぜひやってみてください。

年中さんはお父さんお母さんが来てくれたことで少し緊張をしながらも嬉しそうに待つことができました。くっつきむしくっつけ?!では力強くぎゅっとつかまる姿が見られたくましさを感じました。副園長が考えてくれたこのゲーム。忙しい日々の中で子どもたちが自分で甘えに行く、自分でさみしさを解決することができるようになります。今年は落ちる子もおらず教師とする練習のときとはまた違う、とびっきりの笑顔が見られました。

年長さんはお客様の存在が力になったのか、いつにもましてはりきっていました。やる気いっぱいの子どもたちはリズム遊びでは何も線がないのにくるくると隊形を変えさっとまっすぐに並ぶことができていました。1番の見どころのリズム遊び(リトミック)が始まると、年少さん、年中さんはじっと見入ってしましました。泣いている年少さんも泣き止むほどの迫力のある演技に教師もすごいな?と思わず力いっぱい拍手をしていました。子どもたちはリトミックをすることで日々、落ち着きが出てきました。頭を使って体を動かすことで子どもたちも「頑張ろう」とたくさんの目標ができ毎日楽しみながら練習を重ねていきました。今日の誇らしげな子どもたちの表情をまた見られるように日々の保育の計画をしっかりたてて環境作りをしていきたいです。

今日は赤青両コース共、保護者の方の協力のおかげで予定時刻より早くスムーズに進行することができました。ありがとうございました。

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コメント (創立記念親子運動会 うさぎ組 富田瑞穂 はコメントを受け付けていません)

2014年5月16日 金曜日

 昨日のブログの続きになりますが、くじら組のAちゃんとHちゃんが創立記念日に幼稚園の絵を描きました。その絵をまだ園児全員に見せていないということで、今日の全体練習で紹介しました。絵には、幼稚園や誕生日ケーキが描かれていて、幼稚園の周りにはたくさんの花が咲き、チョウチョも飛んでいるとても楽しい絵でした。誕生日ケーキには、たくさんのろうそくが立っていて、三葉幼稚園の43歳の誕生日をお祝いしてくれています。AちゃんとHちゃんの描いた絵は、明日の親子運動会でも紹介しますので楽しみにしていて下さい。

               

 昨日降った雨で園庭には水溜りの跡が滑りそうにぬかるんでいました。ところで、明日は親子運動会。子ども達と教師はぬかるんでいるくぼみに土を入れていきました。三葉幼稚園の子ども達は、受け身ではありません。準備された環境にかかわっていくのではなく、保育や行事等の環境や準備を教師と一緒に進めていきます。そのことで自分達で何ができるかを考え、主体的に物事に取り組む姿勢が身に付いていきます。友達や教師と協力して土を運び、スコップで穴を埋めることも遊びの一部です。幼稚園の生活は遊びとつながっていて、子ども達は楽しさや面白さを感じながら生活の知恵や生きていく力を培っていくのです。

         

 今日は子ども達に副園長から新しい課題が出されました。それは、プログラム1番の踊り「お引っ越しゲーム」の中でのことです。昨日までは、隣りのクラスへ引っ越していくだけでしたが、流れを覚えてしました子ども達にとってはあまり面白くないものになってしまっていました。それを感じ取った副園長は面白くなるにはと考え、課題を出したのです。キーワードは、「ポンポン・トンガリ帽子・手袋」です。副園長から出された課題に、子ども達は目をキラキラと輝かせて集中して話に耳を傾けていました。そして、課題をクリアしようと笑顔で参加し、伸び伸びと踊っていました。マンネリ化してしまうと面白くない。少しレベルアップした課題を出すことで、子ども達は喜んで取り組み、それが次の意欲へとつながっていくのだと感じさせられました。「お引っ越しゲーム」の課題も、明日の本番の楽しみの1つです。

         

         

 今までは年長児や教師が保護者の代わりに一緒に競技をしてきました。明日は保護者の方が参加して下さることを子ども達はとても楽しみにしています。それぞれの競技には、親子のコミュニケーションを深めるねらいがあります。子ども達が存分に楽しんでいる中には、子ども達の育ちや学び、心の安定を図る意図があることをお分かり頂けると嬉しいです。子ども達、保護者の方々の笑顔が溢れ、心温まる親子運動会になることを願っています。

 

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コメント (「親子運動会は、明日が本番!」 くま組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)