幼稚園の日記(ブログ)

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2013年12月19日 木曜日

今日は待ちに待ったおもちつき。バスから降りてきた子ども達は、園庭を見ると「うわー!!おもちつきだー!!」と、嬉しそうに言って走っていきました。9時過ぎから赤コースの年長を先頭に、その後に続いて他のクラスもおもちつきをしました。おもちをつくコーナーでは、4人で1グループになり子供用のきねをしっかり持って、「ぺったんぺったんぺったんこ」と言いながら、おもちをついていきました。すると、後ろからも「ぺったんぺったんぺったんこ」と、周りにいたお母さんや業者さんも一緒に掛け声をかけて下さっていました。手水をつけておもちを返すお母さんと、おもいきりきねを後ろに力を入れてつく業者さんの動きを初めて見た子どもからは、「おーっ!!」と歓声があがり、その姿を真似しようとする年長児の姿も見られました。

  

  

おもちを丸めるコーナーでは、副園長が手が使えなくてちぎれないので、もち切り機で同じ大きさにもちを切り、泥団子作りが上手な子どもたちなので、丸めるのもとても上手でした。白・紅、いも、よもぎの4種類のおもちえをつきました。いももちのいもは畑でみんなが掘ったおいも、よもぎもちのよもぎは家庭から摘んできてくださったものです。よもぎを入れてつき始めると、真白だったもち米に緑色がいっきに広がっていきます。それを見た子ども達は、とても喜んでいました。

  

給食になり、「今日は、給食におもちが出るんやろ??」と、楽しみにしていたくじら組のYくん。いつもより準備を早く済ませて給食を取りに行くと、メニューを見た子ども達はガッツポーズ。大好きな切干大根とついたおもち、よもぎもちといももち、ししゃも、みかん、副園長手作りのあんこに白いおもちが入ったお雑煮でした。どのメニューも大人気で、おかわりもたくさんしていました。特にお雑煮は具沢山で、副園長が野菜を煮過ぎないよう心配りをして作ってくれたことで、「白菜がしゃりしゃりする、つもとなんかちがう!!」と、すぐに気が付いている子どももいました。役員さん方、日頃お付き合いのある業者さん方、新沢コーチ、運転手さん、たくさんの方が協力して下さり、おもちつきが11時過ぎには終わりました。スムーズにできたことに感謝したいと思います。ありがとうございました。

  

今日のおもちつきに、年中さん年長さんはエプロンを着けました。急なことで、年中さんには持っていない子もいてご迷惑をおかけしました。その中で、お母さんが夜なべをして作ってくださった子がいました。その子は嬉しくて嬉しくて、教師やお友達に見せて自慢していました。お母さんが自分のために寝ないで作ってくださったエプロンは、子どもの心の中に一生残り、宝物になるだろうと教師たちは話し合い、その子の気持ちを思い喜びと感動で胸がいっぱいになりました。何でも揃う時代だからこそ、お母さんの愛情をしっかり胸に刻みつけたことでしょう。ありがとうございました。

いよいよ明日で2学期が終わりますが、全員が揃って学期の日の終わりを迎えたいと思います。

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