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2013年11月16日 土曜日

天候に恵まれた今日、三葉幼稚園の「作品展・バザー」が開かれました。この日を楽しみに保護者の方は、朝早くから並んでおられて、開門9時には、大勢の方が来園されました。

余剰品売り場、作品展示、バザー、先生のお店とそれぞれ一番に目指して行く場所へと早足に、そしてにこやかに向かっておられました。

そんな中、年長組の子どもたちが真っ先に向かう場所、それは本日開店となる「年長児の子どもの店」でした。今日を目標に品物作りをして、準備を続けてきた年長さんは、自分たちが「やらなくちゃ!」という意識を持って張り切って「お店屋さんごっこ」を楽しんで進めていました。きりん組のY君は、朝一番にお店を空けると店長さんとなり、「今日は最後までやる!」ということで、ご両親は、一度家に帰られてまた閉店時間にお迎えに来られたそうです。また、お店屋さんを経験した卒園児たちも応援に来てくれて、アドバイスをくれたり、品物作りや売り手を手伝ってくれました。そしてアルバイト料をもらって、そのお金でそこの商品を買ったという感動の秘話がありました。

また兄弟が年長さんにいるひよこ組さんたちは、いつの間にか自然に仲間となって、お店屋さんごっこを楽しんでいました。

また人数が足りない時には、お父さん、お母さんにもお手伝いしていただいたようでした。後援会の保護者の方と並んでのお店屋さんは、たくさんの感動、驚き、発見がありました。

まだまだ数々のエピソードや感動秘話がありますが、またこの続きは、次回のホームページなどの機会を通してお知らせしたいと思います。

さて、作品展示では、子どもたちは、自分たちで一生懸命作ったり、描いたりした作品や絵を保護者の方に見てもらうということで、今日のこの日をとても楽しみにしていました。保護者の方の手を引っ張って自分の作品や絵のある場所を教えていました。

同じものは、ひとつもなく、題名は同じでも全く違う、その子ならではの思いがいっぱい詰まった作品や絵なので、子どもたちは自信を持って保護者に紹介していました。

また、先生たちのお店では、子どもたちが、自分のお財布からお金を出して買い物をしていました。首からぶら下げた可愛い財布の中からお金を一枚ずつ出して、買い物をする子どもたちやその子どもたちを、温かい表情で見守ってくださっている、保護者の方々を見て、本当に心が温かくなりました。

財布の中身がなくなってしまったMちゃんは、どうしても食べたかった芋アイスが買えなくて、悩んでいましたが、お父さんと相談の結果、不足の30円を貸してもらう事になりました。

こんなやりとりを面白がって付き合ってくださるのが三葉の保護者なのです。年長さんのお店でも色々な学年の保護者の方が興味をもってやりとりしてくださり、三葉の子どもたちは、みんなに育ててもらって、本当に幸せだなと思いました。

後援会主催の役員さんの方のバザーも好評で、ほとんどのものが完売していました。何日も前から三役さんをはじめ、役員さん方、そしてお手伝いの方々、皆さんが、子どものために一生懸命準備をしたり、動いてくださったおかげで、色々な場面でみんなが温かく、「ハートでつながる 作品展・バザー」となりました。本当に感謝しております。ありがとうございました。外部から来られた方が、ここの幼稚園は、大人から子どもまで皆がとても仲良くて、心地よいです。という感想をいただきました。

こうして、子どもたちと共に寄り添ってお手伝いして頂いたり、励ましたり、認めて支えてくださる保護者の方々のおかげです。

ご家族そろって遊びに来てくださった小学生から高校生までの卒園生! 本当に嬉しかったです。ありがとうございました。

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