幼稚園の日記(ブログ)

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2013年2月7日 木曜日

今朝、部屋に大きなダンボールがあるのに気づいたA君が「でかい!これで船が作りたい」と嬉しそうに言うと、それを聞いて、近くにいた子ども達も「俺もやるー!」と、言いながら、集まってきました。そして、大きな箱をくっつけながら「大きな海に船がゆくー。。。」と歌って作り始めました。そうです!!今、発表会で練習している踊り「ふねがゆく」の歌です.おもしろいなーと思い、音楽をかけると、子ども達は歌詞を聴きながら歌の中に出てくる「クレーン船」と「消防船」を作る事を思いつきました。クレーンの部分を協力して作ったり、消防船のサイレンランプをイメージして、カップをパステルで赤く塗ったり、操作するボタンやハンドルも「これ使えることない?」などと話しながら、作ったりしていました。完成して、船に乗ると、みんな気分は船長さん。操縦したり、船の中で本を読んだり、「お腹が空くね」と言っておやつを作ってみたり。。。船がゆくの歌からイメージが広がり、作っていくうちにさらにおもしろいアイデアを考えて作る姿がとてもおもしろく、楽しくなりました。そして、友だちと話し合ったり、なかなかくっつかない部分を協力して作ったりする姿が見られて、いつの間にここまで成長しているのだと嬉しくなりました。

戸外で遊んでいると、D君が「先生、ちょっと来てー」と嬉しそうに私の手を引いてきました。行ってみると、そこには、すみれ組が植えたチューリップのプランターがありました。「チューリップの赤ちゃんが出てきとる」と言われて見てみると、1センチ程、チューリップの芽が顔を出していました。周りに生えている草を抜きながら、自分達で見つけた「チューリップの赤ちゃん」に感動し、「大きくなーれ」と、声を掛けているのです。その姿を見て、それに気づけなかった自分に恥ずかしくなりました。自分達で植えた球根が、一生懸命に大きくなる姿は本当に感動的で、嬉しくて。。。そんな感情を忘れかけていた気がしました。今日は子ども達の気づきから、もっと身の周りの生き物に目を向けて、気づいたり、感動したりしていきたいなと改めて思う事ができました。

今日は、発表会で同じ踊りをするさくら組さんと一緒にご飯を食べました。「おかわりしよう」とか「仲間やな」などと話して、それぞれの会話も弾み、とても楽しい昼食の時間を過ごすことができました。

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コメント (「船ができたよ」    すみれ組  松田 亜弓 はコメントを受け付けていません)