幼稚園の日記(ブログ)

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2012年10月23日 火曜日

昨晩から雨が降り続き、今朝はとても寒い一日の始まりとなりました。「寒いなー。」と元気のなかった教師に「見て!!」と嬉しそうにかわいい長靴を見せてくれた子どもたち。ふとテラスを見ると、しいたけの木にできていた赤ちゃんしいたけが大きなカサを開いていました。「湿度のおかげかな?!」と不思議な気持ちになりました。

今日、年中フロアーに行くと、2クラスで始めた段ボールの町が5クラスに広がっていました。「先生!こっち来てー!!」とりす組のYくんが呼んでくれました。「ラーメン屋さんがあるんよ!」と言うYくんに「じゃあ、ラーメンひとつください。」と頼むと「チケットが無い人は無理です。」と丁寧に断られました。年長さんのお店屋さんで楽しませてもらった経験がYくんの口調に現れたのかな?と感じました。5クラスでの町づくりでは、様々な子どもの姿がありました。大きな段ボールを広げた傍から、ごろんと寝ころぶ子、子ども同士で「ここは、こんな風にしたんだよ!」と教えあう子、段ボールのお家ができて、次にペットの猫を作った子もいました。放送教育の公開保育は先週の金曜日に終わりましたが、まだ年中さんの町づくりは進化し続けています。ぱんだ組の子は段ボールのお家の表札に書いてある自分の名前を消して、新しい表札を作り「入れて!」と次のお家にお引越しをしたそうです。学年全体で町づくりを行うことで、その場その場で新しい友だちができ、コミュニケーションがとれ、人間関係が作られていきます。子どもの心の育ちには、様々な経験が必要です。遊びに関して、子どもの間で経験の差がでないよう、教師が「楽しそう!」「一緒にやりたい!」という気持ちをもって一緒に楽しみたいと思います。楽しそうなものを見て「楽しそう!」「やりたい!!」と思う気持ちをもつことは、子どもの感性を磨いたり、人生で必要な「幸せを探す力」を育むと副園長から教わりました。これを聞いて、また明日から子どもたちといろんなものを見て「楽しい!」と感じたいなと思いました。

今日はひよこ組でも廃材遊びがたくさん見られました。新聞紙や広告でてるてる坊主を作ったり、廃材でアイスやキャンディー等、喜んで作る姿が見られました。はさみやテープの使い方を習得できるように、その都度、個々に指導していきたいと思います。

今日はあいにくの雨で、こあら組さんは遠足の行先を南江戸公園からコミュニティーセンターに変更して行きました。お母様が心を込めて作ってくださった色とりどりのかわいいお弁当を嬉しそうにたくさん食べることができました。どの子も楽しかったと笑顔が見られました。

 

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