幼稚園の日記(ブログ)

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2012年9月18日 火曜日

 今朝、園庭の掃除をしたり、運動会の練習ができるようにテントを張ったりしていると、「園児の待機用のテントの所が暑いからかわいそうだね」と副園長が声をかけてくれて、日よけシートを吊る事にしました。そこは、朝日がいっぱい入ってとても暑いのです。教師が陽よけシートを、ひもや洗濯バサミを使ってとめていると、「これも使う?」と言って、すみれ組のA君とY君が気づいて、洗濯バサミを持って来てくれました。2人のお手伝いもあって、涼しい園児席が完成しました。

         

 しばらくして、日よけシートが地面にくっついてしまっているのを見た副園長が、テントの足に日よけシートをひもでくくって、たくりあげてくれていました。そこで、私も反対のすそをくくろうと、ひもを取りに行って戻ってくるとA君が、その日よけシートをたくりあげて、すぐにくくれるように手で持って待ってくれていました。副園長と私の動きを見て、次にする事を見通して準備して待っているA君の姿を見た私は、驚きと感激で、胸がいっぱいになりました。『子どもって、本当にすごいなぁー』と、しみじみ思いながらA君と一緒に日よけシートをたくりあげて結びました。

             

 又、休日の強風で今日はぎんなんが園庭にゴロゴロと落ちていました。「臭いー」と言いながらも1つ1つ拾う子ども立ち。2つくっついたぎんなんを見て「さくらんぼみたい?」と言って楽しむ姿も見られました。ぎんなんに初めて出会った年少さんの中には「これ本当にさくらんぼなの?」という声も聞かれました。「桜の木にできるのが、さくらんぼ。この木は何?」と言うと、年中児がすぐに「イチョウ」と答えました。「イチョウの実はぎんなん」という事を知り、年少児は匂いとともに「ぎんなん」という名前を覚えて嬉しそうに「ぎんなん、ぎんなん♪」と、口ずさんでいました。

                 

         

 きりん組とくじら組は、合歓の木のおじいちゃんおばあちゃんの所へ行って、交流してきました。今回は、おはなしでてこいの「はなさかじいさん」の話を聞いて、自分の心に残った場面を絵に描き、その絵について1人ひとり発表しました。くじら組の子どもの声を聞いた、おばあちゃんは「子どもが腹から声を出してくれて嬉しいな?。この声を聞くと、私も腹から声を出したいー!っていう気持ちになるんよ」と言って下さいました。とても嬉しい言葉でした。今日は、今まで恥ずかしくて人の前で大きな声を出すのが苦手だったTくんが、一生懸命声を出して自信を持って言う事ができました。このような発表の場を頂く事で、子ども達の自信になり、また1つ成長させて頂きました。

            

            

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