幼稚園の日記(ブログ)

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2012年8月9日 木曜日

「おはよー!」と、元気な挨拶をして、久しぶりに赤コースの子ども達が登園してきました。今日は夏季保育。元気な子ども達の笑顔がいっぱいで、園庭は、活気に満ちていました。そんな中、ふと園庭の隅を見ると、すみれ組の子ども達がドームに集っていました。近づくと、「俺が先ぞー!」と、登る順番を取り合っていました。そこで、声をかけようとすると、K君が「順番せんといかんよ。並んで!」と言って、整理を始めました。言い合っていた子ども達もK君に言われ、ドームの前に並んで順番に登り始めたのです。2週間お休みしていた間にこんなに成長してきているのには驚きました。

今日は、今年の運動会で踊る「エビカニクス」という踊りを全員で踊ってみました。エビやカニになって、エアロビクス調のリズムに合わせて踊ります。教師も練習していると楽しくなり、昨日も何度も踊りました!!今日は、楽しく踊れるよう、副園長が「カニ好きな人ー?」「エビ好きな人ー?」「ザリガニ好きな人ー?」。。。などと、楽しく話をしてくれ、みんなでカニやエビのマネをして楽しみました。その中で、面白い出来事がありました。「カニ好きな人ー?」「エビ好きな人ー?」と言われて、元気よく「はーい!」と返事していた教師達ですが、「ザリガニ好きな人ー?」と言われて、急に手を挙げなくなった教師達。手を挙げなかった教師達は、「ザリガニは食べられないから。。。」と考えていました。子ども達に「えー?ザリガニ好きなん?食べるん?」と、聞くと「え?食べるわけないやん。飼うんが好きなんよ。」と言われてしまいました。子ども達はしっかり副園長の言葉の意味を理解して素直にやりとりを楽しんでいたのでした。子どものように頭を柔らかくしないといけないですね。子ども達は、カニのマネが楽しかったようで、プールの中でもカニのマネをしていました。

プールの後は、楽しみにしていた「かき氷屋さん」です。「1杯30円」という事で、子ども達は紙や廃材を切って、それぞれにお金を作っていました。年少児でも「お金3枚いるー」と言って、楽しそうに作っていて「2枚」しか作っていない友だちには「それじゃ、20円しかないけん、あと10円いるよー?」と声をかける姿も見られました。子ども達は、遊びの中で自「10+10+10=30」という計算ができるようになっているのです。遊びの力のすごさを感じたのと同時に、いろいろな形のお金を見て、楽しいなーと思いました。「いらっしゃいませー」と言われて、嬉しそうにお金を渡して、かき氷をもらった子ども達は、テーブルを囲んで顔を見合わせて「何味か当てるけんねー」と、言って、舌を出し合って楽しんでいました。

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2012年8月6日 月曜日

8月になりますます暑くなってきました。今週も元気いっぱいのぴよぴよちゃん達はだいすきなブロック遊びに夢中です。ぴよぴよちゃん達のお気に入りはブロックをつなげて剣や鉄砲を作り戦いごっこをすることです。1人が始めるとあっという間に周りにいた子ども達も真似てブロックで鉄砲を作り始めます。ブロックがなくならないようにと競争でカゴから使うブロックを集めます。使いたいブロックがなくなると「貸して」と両手を合わせてお願いしたり、保育士にブロックが欲しいことを指差しで訴えてきます。鉄砲が出来上がると大きな声で「バンバン!」と言いながらお部屋の中を走り始める子ども達。あっという間にお部屋のなかが「バンバン!」と言う大きな声でにぎやかになりました。時には保育士やお友達が敵になるようで、自分たちで作った鉄砲を自慢げに向けては「バンバン!」と撃ってきます。撃たれた子ども達も思わず、後ずさりしてしまう程の大迫力で保育士も「やられたー!」と言うと嬉しそうに「やったー」とまた繰り返し戦いごっこを始めます。壊れても壊れてもまたブロックをつなげて作り直すので最初に作った時と形はどんどん変わっているのですが、子ども達は自分のつくった鉄砲が1番カッコいいとポーズを決めて撃つ真似をしてくれます。大好きな友達のしていることに興味・感心を持ち始めたぴよぴよちゃん達は、友達と一緒に遊んだり、泣いていたら心配したりと微笑ましい姿をたくさん見せてくれるようになりました。1人だとできないこともお友達がしているから、お友達が一緒ならなんだって出来てしまいます!

 

もう1つブロック遊びで好きな遊びがあります。車を作って走らせるのも大好きですが、高く高くブロックを積み上げるのも好きで「一緒にしよ!」と友達を誘い作っていました。同じ形のブロックを手に持てないほど抱えて持って来てはどんどんと積み上げます。始めは座っていてもブロックを積むことができていたのですが、その高さはあっという間にぴよぴよちゃん達の身長を超えてしまいました。それを見て「たかーい!」と手をパチパチとたたいて喜ぶ子もいれば、中にはRくんのようにもっとしたいと保育士の手を取り訴える子もいました。そこで椅子を出してみると、さっとブロックを持ってきて積もうと椅子に上がろうとしました。保育士に体を支えてもらいながら椅子に上がるとさっきまでブロックの方が高かったのに、Rくんの方がぐんと高くなりました。その様子に大喜びしどんどんとブロックを積んでいきます。積み終わると指差しをしながら大きな声で「おっきいー!」と嬉しそうに保育士に報告をしていました。じぶんでした!ととっても喜んでいたRくんの様子を見て、自分の力でできる喜びをもっと感じてほしいなと思いました。

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