幼稚園の日記(ブログ)

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2012年4月16日 月曜日

 連休をはさんでの登園ということで、泣いて登園してくる子どもがいるのではないかという教師の予想とは裏腹に、子ども達は笑顔で登園して来てくれました。新年少児達も「先生、おはよう!」と声を掛けてくれるようになり嬉しく思いました。

 登園して来たひまわり組の子ども達に、「まずは何をせないかんかったかな?」と聞くと、「かばんを片付けて、シールを貼らないかん。」と所持品の始末を終え、元気よく戸外に飛び出していきました。年少児達も自分のしたい、やってみたい遊びをみつけて伸び伸びと遊んでいました。ままごとのコーナーでは、包丁の持ち方に気をつけながら慎重に野菜を切ると、お皿に切った野菜を入れて料理を作ってくれました。また、泥団子作りのコーナーでは年長児が年少児に作り方を教えてあげていました。泥団子がすぐに崩れてしまう年少児に対して、水の量を調節することやさらさらの砂をかけることで泥団子が固まることなど教えてあげて一緒に作っていました。年長児も年少だった時にお兄ちゃん、お姉ちゃんに教えてもらったり真似たりしながら遊び方を学んできたのです。その経験が今、年少児達に教えてあげようという優しさにつながっているのです。片付け前には、全学年で踊りを踊りました。年少児達はお兄ちゃん、お姉ちゃんに交じって踊りを踊れたことがとても嬉しかったようで、飛んだり跳ねたりしながら笑顔で踊っていました。

      

      

 今日は新年少児にとって初めての手作りの副食がパン給食に付いてきました。今日の献立は、「胚芽パン・ナポリタン・野菜の中華炒め・ウインナー・オレンジジュース」でした。昼食前のことです。急にお母さんのことを思い出して泣き始めたAくんに気づいた副園長は、今日の給食に付いてきた手作りのあられをAくんの口の中に入れました。すると、Aくんは「おいしい。」と言って泣き止み笑顔になったのでした。野菜の中華炒めのなかに入っていたタケノコは、土曜日の預かり保育に来ていた子ども達と準備したものでした。副園長が下準備をしている様子を見ていた年長児のBちゃんは、野菜のなかにタケノコが入っているのをみつけると、自分も料理の手伝いをしたこともあって、とても喜んで食べていました。年少児は、ナポリタンやウインナーを喜んで食べ、教師達が驚くほどおかわりをしていました。また、オレンジジュースも大人気で大満足のお昼ご飯になりました。

        

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