幼稚園の日記(ブログ)

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2011年12月9日 金曜日

今日は朝から冷たい風が吹いていましたが、三葉のこどもたちは所持品の始末を済ませると、いつものように戸外へ遊びに出て行きました。昨日の雨風でイチョウの木の根元にはイチョウの葉が一面に、じゅうたんの様に落ちていました。それに気付いた子どもたちが「イチョウのじゅうたんだ!」と、どんどん集まってきました。イチョウの葉を手にいっぱい持って「せーの」と皆で舞いあげて、ふわふわと広がる黄色のイチョウの葉を「綺麗だね。」と言いながら何度も何度も頭の上に広がる葉を楽しんでいました。また一枚一枚拾い集めていたA君は「お母さんへのお土産にするんだ。」と大事そうにイチョウの葉を持っていました。そうして遊んで散らばったイチョウの葉を今度は、くまでを使って集めると、集めたイチョウの葉を見て「お布団が出来た!」と友達を呼んで嬉しそうに座って遊んでいました。身近な自然を利用して、様々な遊びを考え出し、楽しむ子ども達の姿に理想の子ども像を見たように思います。

  

そして、年長の子ども達は農園に玉ねぎ植えに行きました。副園長がグーとグーの間隔をあけて植えようと説明すると、子ども達は去年植えた時の様子を思い出しながら一人ひとり真剣に植えていました。農園には今年の夏収穫したびわの木があります。そのびわの木にはビロードに包まれたうす黄色の花が咲いていました。ほとんどの果物の花は暖かくなる春に咲くのにびわの花は冬の初めに咲いて、温かい毛皮の中で冬を過ごすこと、そしてその花は大きな葉っぱに守られていることなどに気付きました。生活面でみんなは寒い、暖かいに自分で気づいて洋服を着たり脱いだりして身を守れることが大事だよ!という副園長の話を子どもたちは真剣に聞いていました。また、いちぢくの葉で年中の時にお面やてんぐのうちわにして遊んでいた子どもたちは、農園に着いていちぢくに葉がないことにも気づきました。私達教師も周りの自然に目を向けて気付いていけるようにしたいと思いました。

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そして、今日の手作り給食のメニューは、カレーライス・大根サラダ・りんごでした。子どもたちに大人気のカレーライスは、すぐにぺロリと完食でした。おかわりをして、にこにこ笑顔で頂きました。

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